お金がないのに天然ハマチ、無農薬野菜に高級たまご?-お金とは?

マネーリテラシー

お金を増やしたいと思っている人に、なぜそう思うかアンケートした結果では「老後の生活資金」「いざというときのため」「豊かな生活を送るため」が3大理由だったそうです。

ではここで問題提起をさせていただきます。 「では、お金を増やせば豊かになれますか?安泰ですか?」と

お金第一なら絶対今の生活はしていない

私事ですが、現在の私の年収は5~6年前の半分以下です。 そして、世帯収入となると確実に1/3以下です。 

そうなると、きっとこう聞きたくなりませんか?「昔はお金持ちだったの? それとも昔が普通で、今の生活はずんぶんと貧しいの?」と。

残念ながら昔も特別高収入ではありませんでした。 せいぜい中の上くらいだったのでいわゆる普通でした。

ですから、実際今の可処分所得は相当減りました。飲み会にもあまり行かないし、お酒も以前は週5くらいで飲んでいたのが、今は多くて月5くらいです。

物もあまり買わなくなりました。 そもそも、ここら辺には店が少ないのであまりものが買えません。(もちろんネットで買えばいろいろ買えますが)

そう言うと「やっぱり今は貧しいんだね。」という声が聞こえてきそうですが、私は全然そうは思いません。むしろ以前と比べて「不足感」を感じることは少ない気がします。

もちろん、今でもお金があれば買いたいものはありますし、欲しいけどガマンしている物もありますが、特にそれにとらわれる生活はしていません。

その代わり野菜はもらうか、作るかが多いので半分以上無農薬野菜。 ニワトリを平飼いしているので食べる卵はいつも超高級な名古屋コーチンの有精卵(買うと1個100円くらいします)です。たまには天然ハマチなどの魚ももらえたりします。 牛肉は高いのであまり食べませんが、地域柄ほぼ国産の鳥や豚しか食べません、輸入物は最近ではいつ食べたか思い出せません。

そして趣味のバトミントンは昔より頻繁にできるし(シャトル代込みで1回数百円)、地域のソフトボール大会にも参加しています。

昔、バスケットコート1面分の公共の体育館を借り上げるのに、半日で3万もかかったのとはえらい違いです。

そして昔のことを思うと「本当にどうでもいいことにお金をいっぱい使ってしまったな」というのが率直な感想です。

外食ばかりして、お酒をたくさん飲んで、添加物てんこもりの食事や飲酒で健康も害して、それでもなんとなく不足感を感じる生活………. お金があっても別に幸せなんてことはありませんでした。

おじいちゃんの教え

話は変わりますが、むかし母経由でおじいちゃんの教えを何度か聞かされました。

おじいちゃんは、「資産は3つにわけて持て」と母に何度も言っていたそうです。

実際、おじいちゃんは元から人並みのお金に加えて農地を持っていました。後には、子供達が家を建てられるような土地も、バブル前の地価が安い時に買っています。

株式などは持っていたか定かではありませんが、最低限、金、土地と資産を分離していたのは確かです。

私は小さい頃からこのようなことを聞かされていたので、知らないうちにこの考えが染み付いていました。これはほとんどすべてがお金を介してやり取りされる都会に住んでいなかったことも関係あるかも知れません。

具体的には、お金で計る物さしは、時には大きく揺らぐことがあると感じるようになりました。

お金の価値は常に変化するもの

今年は関東を中心に台風の被害が凄かったですね。 そして去年は関西と最近自然災害が猛威を振るう年が増えています。

もちろん、忘れもできないのが東日本大震災です。 私は近年の災害の被害には幸運には遭っていませんが東日本大震災の時は関東にいました。

大して揺れていないにも関わらず、東京圏の物流は保存性の高いものが数日間完全に品切れになりました。 もちろん、東北や北関東ではこれの比にならない被害だったでしょう。

そうです、何かが起こると普段安価で買えていたものも買えなくなるし、普段当たり前に享受しているサービスも受けられなくなります。 

東日本大震災時の東京圏でさえ電車が使えなくなり、車も混雑で動かなくなり、一時期停電があり、その後は計画停電も実施されました。

まだ乗り切れる程度でしたが、普段お金で簡単に買える物やサービスは有事の時には大金を出してもなかなか受けられることができなくなるのを目(ま)の当たりにしました。

本当のお金持ちなら、自家発電システムや備蓄などで少しは災害に対応できます。でも、それ以外の人はある程度お金を持っていても、普段安価で買える電気などのサービスや食料を得ることが難しくなる可能性があるのです。


また日本は長いデフレが続いていましたが、もし今後他国のようにインフレが進んだらどうなるか考えてみてください。 ちまたでは老後の資金が2000万円も必要なのか?なんて叫んでいますが、物価があがったらそれどころではありません。 3000万、4000万でも足りなくなりかもしれません。

資産の定義

上記を踏まえるとお金だけをベースにした試算がいかに危ういか分かると思います。

例えば、私は水道が止まっても不便ながら飲料水などは近場の水質の良い川から確保して生きていける場所にいます。

電気はさすがにダメですが、田舎なので有事なら火をおこしてガスがなくても薪などで調理することも可能ですし、食べ物も近くで収穫できるものがそれなりにあるので、当面は生きていけます。

つまり資産を将来のリスクヘッジと考えるのならば、資産は金融資産(お金)、不動産(土地)、そしてお金以外の動産、をある程度バランスよく持っていることが望ましいです。

特にモノにあたる動産については今はまだまだ注目されることが少ないですが、今後世界的人口増や環境汚染によって、食料、水などのライフラインに直結するものの価値が高騰することは充分に考えられますので、それらを見越して準備していても損はありません。

結論

私の今の生活が私自身の結論です。 私は収入だけをみると依然より格段に少ない生活をしています。

しかし水資源、食料資源に近いところに住んでおり、さらには一部自給までしているので日々の金銭的支出はとても少ないです(というか3日くらいなら1円も使わないことも普通にあります)。

実際、毎年赤字にもならずわずかながら黒字です。

そして、収入が多かった時より、資産は少しだけですが増えていて、内容もバランスが取れているので、将来に対する安心感は以前よりもかなり増しています。

お金に依存する生活スタイルからの脱却、それが私の答えです。

このブログ記事を読んでみなさんが資産のあり方について少しでも想いをめぐらせてくれたら嬉しいです。

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