
これをやるだけで勝率アップ
わたしはとにかくFXで損ばかりしていました。
だから普通のトレードは諦めて手動トラリピという方法で利益をあげる事を誓い、実績をあげられるようになりました。
でも!
なんと最近は普通の(裁量)トレードでも勝率が上がってきたのです。
今回はFXのトレードで勝つために、シンプルだけど必ずやるべきポイントをお伝えします。
トレードのシナリオを立てよう【間違ってもいい】
FXのトレードで勝率をあげる方法、それはシナリオを立てるということです。
✅シナリオを立て、それに沿ってトレードを行う
✅損切りや利確についても事前にポイントを決めておく
✅いちばん良くないのは、トレードをしてから想定外の状況になりアタフタすること
むずかしく聞こえますか?
大丈夫です。 シンプルに考えましょう。
あなたがFXで取引をする時は何かしらの根拠があって予想した(シナリオを立てた)ということですよね?

たとえばチャートを見て、または何かのニュースを聞いて、あなたは「レートが上がりそうだな」とか、
「レートが下がりそうだな」と思って取引を決めたはずです。
あなたはこの時点ですでに売る(下)か買う(上)かの予測を立てています。
つまりシナリオを立てはじめています。

そこまで行ったら、もう少しだけシナリオを追加してみましょう。
例えば「この通貨ペアはここから微塵も下がらない」とか
「最終的には上がるけど、チャートのここまでは下がるかもしれない」とシナリオを立てるのです。
できるだけ儲かる方向より、損をする方向に対して、より緻密なシナリオを立てることです。
なぜなら損切りポイントが確定すれば、最大損失もわかるからです。

もちろん、利益が上がる方向に対しても緻密なシナリオが立てられればより良いです。
まずこのシナリオを立てるという行為が大事な軸になるので覚えておいてください。
裁量トレードのポイント
シナリオ(精度は問わない)を立てる ⭕
予測の精度をあげる ❌
シナリオに従って損切りを入れる

上がるか下がるか、シナリオに従ってポジションを持ったら、まず損切りを入れます。
損切りの箇所は自分のシナリオに従ってください。
例えば、買いで入った場合「ここまでは下がらない」と考えた少し下あたりが損切りラインになります。

ここで1つ注意点です。
シナリオに沿う限り、損切りはどこへ入れても構わないと言いました。
ですから、5円も10円も下(500~1000PIPS)に損切りを入れても構いませんが、その時は「なぜ今ここでエントリーする必要があるのか」自問してみてください。
レートのずっと下に損切りを入れるなら、レートの下まで待ってから買うという選択肢もあるはずです。
もしこの時点でポジションを持つ理由が自分の中にあるのであれば、ちゃんとしたシナリオを持っていることになります。

現に私も塩漬け覚悟でスワップ目的の買いポジションがいくつかあり、それらは10円下がっても耐えられるので損切りすら入れていません。
このように損切りをかなり下に入れても、またはいっそのこと入れなくても構いません。
大事なのは自分の中でシナリオを持っているかどうかです。
シナリオとは行動を事前に決めておくこと
次に損切りだけではなく、決済についてもシナリオを立てます。
方法はなんでもいいのです。
少しさがるまではずっと引っ張ろうと考えてトレール決済を使っても構いませんし、何段階もあがると考えるならピラミッディングでも構いません。
どんなルールでもいいので事前に行動を決め、その通りに行動することが大事です。

私は短期トレードの場合、30~50PIPSほど上昇した後は、もみあった箇所の近くにピラミッディングでポジションを追加するようにしています。
そしてその際、もみ合ったちょっと下に逆指値を移動します。

もちろん、これはわたしのシナリオでありルールなので、この通りにする必要はありません。
他の人の例では200PIPS利益が出たら、かならず決済するというのも知っています。
なんでもいいので、あなたのそのトレードにおけるルール(シナリオ)をエントリーから損切り、決済にいたるまで、すべて決めてからトレードすることが大切です。
ポイントはPDCAをまわすこと

シナリオを持ってトレードしていると、損をした要因がわかるようになってきます。
例えばわたしの過去のトレードでは、逆指値にひっかかってから、予想した方向に動く傾向があったのです。
このため、損切りポイントを少しだけ深くしたら、利益があがりやすくなりました。

このようにシナリオを立てて自分の基準でトレードをしていると、利益を阻害するポイントが見えてきます。
そして、それを修正することでおのずとトレードの成績があがるのです。
予測力ではなくトレード力
初心者や利益をあげることができない人はどうしても「レートが上がるか下がるか」だけに注目してしまい、勝ちトレードを逃してしまいます。
実際、損切りが浅かった過去のわたしは、レートが上がるか下がるかの予測が当たっていても利益が出ませんでした。

注目してほしいのは、わたしの「予測力」は以前も今も全くかわっていないことです。
ただ、手動トラリピを基調にしてトレード力が上がったために長期トレードではかなり勝率があがりました。
また、損切りが浅すぎるという自分の悪いクセを見抜くことで、短期トレードでも勝率が上がってきました。

FXはチャート予想だと勘違いしている人が多いです。
確かに大金を稼ぐ人は予想力も大事なのでしょうが、多少の利益を求める人にとっては、チャート予想と同等かそれ以上にトレード力が大切なのです。