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1ロットまでためて、束ねて、がっちりガード

まずは自分のFX口座を確認してください。
スワップの小数点以下の扱いが切り捨て(マイナススワップは切り上げ)でしたら、この対策は効果があります。
簡単に言うと、細かい0.1ロット(1000通貨)のポジションがたくさんたまって1ロット(1万通貨)まで来たら、買い直しをしましょうということです。
手間はかかるの?
問題はないの?
効果はあるの?
という疑問を検証していきましょう。
束ねる方法はすごく簡単、決済注文は少し手間

この束ねるという行為自体はすごく簡単ですが注意点もあります。
また、束ねた後のポジションの取り扱いは、手動トラリピの運用時を想定すると少し手間がかかります。
束ね方

束ねる方法はいたって簡単です。
細かいポジションが1ロット以上たまったらその通貨ペアのポジションを全決済し、すぐに同じだけのポジションを持つ………ただこれだけです。
ようは買い直し(または売り直し)をするということです。
この時にスプレッドの差損を受けます。
画像は豪ドル円のものですが、私の口座ではスプレッドが0.6銭なので1万通貨に束ねた時に60円かかることになりますね。
あと注意する点は、買い直しをするタイミングでレートが大きく動いてしまうと、損(または得)をしてしまいます。
ですから、レートがあまり動いていない(かつスプレッドが開いていない)タイミングで「全決済」や「スピード注文」などの機能を使って迅速に買い替えをしてください。
束ねた後の決済注文

あくまで手動トラリピを想定しての記述ですが、束ねる前のポジション1つ1つに指値で決済注文を行っていたはずです。
私の場合は豪ドル円は0.5円上がったら決済する注文を入れていました。
ですから、束ねた後のポジションにも1つずつこの決済注文を反映させる必要があります。
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