
手動トラリピをするとなぜかトレード力がつく?
なんとなく納得

手動トラリピというのは、リピート系自動売買をあえて手動で行うことで、スプレッドと呼ばれる手数料を抑えることができるということは以前のブログで書きました。
また自動売買と比べて大きく利益に違いが出ることもわかっています。
それでも忙しい人にとっては、手動トラリピは面倒くさいものでしょう。
でも、待ってください。
手動トラリピをすると相場観がついて、FXでさらに勝ちやすくなると聞いたらどうですか?
内容の根拠
普通のFXでは勝てなかった私が裁量取引11週間で+22万円の利益を獲得。
取引の結果は運用記録にて週ごとに報告しています。
手動トラリピとリピート系自動売買の違い
手動トラリピとリピート系自動売買の最も大きな違いは、ほったらかしにできるか、できないかということです。
リピート系自動売買は、はじめに設定を済ませば、あとは完全にほったらかしにすることができます。
利益確定などの通知は飛んできますが、それを見る義務もないですし、なにかアクションを起こす必要はありません。
ですから、充分な資金で運用していれば、知らないうちに利益が積み重なってるという夢のような状態が起こるわけです。
それに引き換え手動トラリピは、まず自分でたくさんのIFD注文を入れるところからはじまります。
そしてポジションが決済されたら、自分でまた注文を入れなければなりません。
正直、手間がかかります。
でも、だから良いのです。
決済注文を見て自分で注文を入れることによって、自然と相場の動きを肌で感じることできるのです。
手動トラリピを行うときは自然に相場の値動きを考慮している

手動トラリピで、リピート系自動売買を完全に模倣しようと思ったら、かなりめんどうです
例えばトラップを仕掛けるために、はじめに行う注文は、リピート系自動売買だとボタン1つで完了です。
かたや手動トラリピだと、1つ1つ、場合によっては100以上も注文をしなければいけません。
でも全員がこんな面倒なことをやっていると思いますか?
答えは否です。
普通は面倒なので当面レートが動く範囲を予想してキリのいいレートまでしか注文を入れない人が多いのです。
それはそうですよね。
使う可能性の低い注文まで入れておくのは面倒ですからね。
はい、ここで気付きましたか?
手動トラリピでは面倒な注文を一気に行うのを避けるために自然と「当面レートが動く範囲を予想」します。
リピート系自動売買でも予想をする人はいるかもしれませんが、する必要は全くないので、しない人も多いはずです。
決済のあと新規注文を繰り返すことでレートの値動きが叩き込まれる

手動トラリピとリピート系自動売買のもう一つの大きな違いは、決済された後に新しく自分で注文をいれる必要があるかどうかです。
手動トラリピの場合、決済されたあと速やかにIFD注文をいれないと、チャンスを逃してしまう可能性があります。
だから、自然とレートが動きやすい時間帯なども身についてしまいます。
また、レートを見て自分で注文を入れなおすので、レートが一方的に大きく動いたのか、同じ範囲を行ったり来たりしているのかなども、無意識に確認しています。
つまり手動トラリピをやっていると、レートの変動によって反応せざるを得なくなります。
これによってレートの動きや特徴をなんとなく感じることができるようになります。
論より証拠 めがねこの裁量トレード実績

わたしは以前、裁量トレードで損をしつづけていました。
ですから手動トラリピという手法で、トレードの力量がなくても、利益を重ねる方法を追求してきました。
そして半年前に手動トラリピのブログをはじめて今に至っています。
なにが言いたいかというと、わたしは裁量トレードを半分あきらていた人間だということです。
ですから、あまり勉強もせず、手動トラリピなどのだれでも再現できる手法に心が奪われていたのは、ブログをずっと読んで頂いていた方ならわかるはずです。
それなのに、3ヶ月弱前くらいから急に裁量トレードで利益が出る頻度が増えました。
勉強もせず結果が出るようになったのは、手動トラリピをしている、そしてそれをブログで発信している、という理由以外に考えられないのです。
一応、利益がでる前の裁量トレードの記録もこのブログに残っているので、そちらも振りかえってみます。
確認したところ、勝率は週単位では50%近かったのですが決済額は3ヶ月で約-13,000円でした。
実直11週間の+22万円とは雲泥の差です。
手動トラリピは相場観も養えて一石二鳥

わたしは今すごく不思議な気分です。
なぜなら、ずっとずっと「FX初心者の味方」「裁量トレードはど下手」と言い続けていたのに何週間も何週間も裁量トレードで利益を出してしまったからです。
もしかして手動トラリピというのは、相場が読めない人でも利益を出せる方法であると同時に相場が読めるようになってしまう魔法の方法なのかもしれないと思い始めています。
それは少し言いすぎだとしても、リピート系自動売買をするよりも自然と相場観がつきやすいというのは、決して言いすぎではないと考えています。
これを機にもっと手動トラリピに興味をもっていただけると手動トラリピをブログで発信している身としては嬉しく思います。
また負けトレーダーだった私の勝率をあげたのは上記に加え、1つのシンプルなルールを加えたからです。