トラリピなんて本当に儲かるの?総推移の検証

何かを見つめるきつねマネーリテラシー

トラリピはとにかくチマチマ

トラリピは裁量取引に比べると1回の取引量がとにかく少ないです。

裁量取引1回の取引通貨量

さて、普通FXというとレートの上下が予想できるポイントで外貨を売り買いして利益を重ねる、裁量取引を想像すると思います。

そして、裁量取引では資金が100万円あれば最低でも1万通貨ぐらい、時には1回に20万通貨くらいの取引をして利益を重ねていきます。(安い通貨であればさらにこの5倍から10倍取引することもある)

裁量取引では予想が外れて損する時もあるのでこのくらい大きく取引をしないと、まとまった利益をあげることができません。

トラリピの取引通貨量

これに比べて、トラリピでは1回の取引通貨量は1000通貨くらいととても少なくなります。 (安い通貨ならこの5倍から10倍取引することもある)

事実、私はユーロ円で手動トラリピを行っていますので、0.5円為替が変動したら、1000通貨取引する設定をしていますが、算出した必要資金は100万円を超えていました。

キーワード総推移とは?

トラリピでは総推移によって利益が増えると言われています。

例えば、ユーロ円が昨日120円→121円、今日121円→120円という値動きをしたとしましょう。

もし裁量取引で120円でユーロ円を買い122円で指値決済する注文を出していたとしたら、120円で買って120円に値が戻ってしまったので、儲けは0です。

でも、実際は120円から121円に1円レートが動き、また121円から120円にレートが1円動いていますよね? 

往復だと2円レートが動いたことになります。 このようなレートの動きを総推移と呼びます。

総推移のイメージ画像

 ユーロ円を120円で買った後、120円→121円→120円という値動きをした時

裁量取引 122円で指値決済注文→儲け0

トラリピ 1円ごとに買いと売りでトラリピ→儲け2円

実際のレート幅と総推移を検証

それでは私が2019年3月~11月まで運用しているユーロ円の手動トラリピの実績を元に、レート幅と総推移の差を見ていきましょう。

ユーロ円のレート幅

チャートはTradingViewより

画像は期間内のチャートです。 高値は2019年3月の約126.6円、安値は9月の約115.85円でした。

この期間の値幅を見てみると10.75円なので約11円となりますね。

MasaTの手動トラリピ実績と総推移

さて、先程もお伝えしましたが私はこの期間に0.5円ずつユーロ円で手動トラリピを行っていました。

つまり0.5円分レートが変化したら、新規で1000通貨ユーロ円のポジションを持ち、0.5円分利益が出たら決済を繰り返したわけです。

つまり1回の決済で0.5円の値幅を取ることが出来たということになります。

このデータを元にトラリピ上の0.5円を基準にした総推移を出していきます。

この期間の決済回数は90回でしたので(余談ですが、決済益67,978円+スワップ益347円でした)つまりは0.5円×90回で45円分レートが動いた時と同じ利益を得ることができたことになります。

でも、実際の期間内の値幅は約11円だけですよね。 

一応、大きなチャートの流れでみて126.6円から115.85円まで下がって、そこから120.5円に上がっているようにも見えます。

ではその分を考慮してすご腕トレーダーが、うまく取引をしたとしましょう。

それでも下落分の約11円と上昇分の約5円の値幅を合わせた16円分程度の利益を取ることしかできません。

この総推移を利益に変えられるというのがトラリピの真髄であり、少額ずつでも利益を伸ばせる秘訣なのです。

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