11月に稼動を終了したFX 3すくみ戦略の条件が、また良くなってきたので稼動を再開しました。
前回はセントラル短資FXの口座で運用しました。
運用成績は、資金250万円、運用日数50日、利益9388円、年利換算で2.74%でした。
こんどはみんなのFXで3すくみ
3すくみ戦略は条件がすべてです。 以前はセントラル短資FXで運用していましたが、今回はみんなのFXで条件がよくなったので運用をはじめました。
セントラル短資FX +12円
みんなのFX +23円
私が運用を開始する判定基準は1日のスワップ期待値が20円以上で、さらにその期待値がたまたまではないことでした。
今回、みんなのFXでは2日続けて同じ期待値だったので運用開始の判断をしました。
【手順のおさらい】 FX3すくみ戦略のはじめ方
なるべくレート変動が少なく、かつスプレッドが開いていない時間帯(午前の遅めの時間から午後の早めの時間など)を狙って以下の三つのポジションを持ちます。
EURJPY(ユーロ円)買—- 比率1
EURUSD(ユーロドル)売 — 比率1
USDJPY(ドル円)売——- 比率1.1
【運用開始後にすること】スワップポイントの確認
うまくいけば、はじめはスプレッド分の損失(1万通貨のセットで約100円)がありますが、翌日からはほぼスワップポイントの分の利益があがります。
スワップポイントは変動するものなので、定期的に確認しましょう。
以上が手順になります。
保有しているポジションの合計評価額は、ほとんど変動しないので1セットの資金は17万円あれば充分です。
やめ時
やめ時はスワップポイントの合計がマイナスになった時点です。
プラスでも近々あきらかにマイナスになるとわかるようでしたら、やめる判断をしてもよいかもしれません。
またアメリカや日本の休日などによってスワップ日数がかわる場合があります。
例えばEURJPY(ユーロ円)、USDJPY(ドル円)は3日分のスワップをもらえるのに、EURUSD(ユーロドル)だけは1日分のスワップしかもらえない日もあります。
そういう時はその日にもらえるスワップはマイナスになってしまいますが、スワップポイントが下がっていなければ持ち続ける限りスワップは増えていくはずですので、スワップポイントを全部1日分に換算して計算することをお勧めします。
3すくみがあやしくないかどうかの検証
何ヶ月か前にFX Suiteという業者のFX3すくみが一時話題になりました。
また、最近では海外業者で南アフリカランドを使ったかえる式3すくみという戦略が話題にのぼっています。
詳しく詳細は知りませんが、私が上記の3すくみに手を出さない理由は、もらえるスワップポイントが不自然に破格だからです。
私が紹介している3すくみ戦略は、国内の多くの方が使っている大手の国内業者であることがポイントです。
この戦略は1セット運用するだけでも日本円にすると350万円近くのユーロやドルを売買していることになります。
それでいて、1日のスワップ差額はたった23円です。
ですからEURJPY(ユーロ円)買、 EURUSD(ユーロドル)売 、USDJPY(ドル円)売 のそれぞれのスワップ額は政策金利などと照らし合わせても妥当な範囲であると考えます。
つまり、私の3すくみはレバレッジを大いに生かして、誤差程度のプラススワップを最大限拡大させる戦略ということができると考えます。
リスク、リターンについて
この投資法は1万通貨のセットで17万円ほどの資金が必要です。
基本損失リスクははじめのスプレッド差額のみ(1万通貨のセットで100円ほど)です。
ただし、評価額は完全な持合いであればほぼ変化しませんが、実際には端数(数十~数百ドル程度)を保有または、カラ売りしている状態になります。
そのため微々たるドル保有分(または空売り分)の為替変動の影響を受けます。
運用1日後
オレンジの枠の合計が評価額の合計、理論上は-700円ほどで今後ほぼ一定
水色の枠の合計がスワップ額の合計、今のスワップ基準だと1日で+160円ほど増える計算
リターンについてはスワップポイントがプラスである限りは、少しずつ確実に資金が増えます。
現在のスワップ期待値が続くと仮定すれば5日目にはスプレッド差額を回収し6日目からはずっと資金が増える計算になります。
また、他の投資法と違いスワップポイントがプラスの状態が続く限り、計算上1日単位で安定して利益を得られるのでやめたい時は、ほぼいつでもやめることができます。