2018年からリピート売買を開始しました
FX、リピート売買、投資と聞くとお金をバリバリ増やしてFIREするという価値観を持つ人が多いと思います
ただ、わたしの中ではそれは少し違いました
リピート売買でお金を増やしまくるという欲望も少しあったことは否定しませんが、「いわれのないお金」を持つことには常に疑問を持っていました。
要は価値のある仕事や行動の対価としてお金を得ることは嬉しいし自慢もできるが、ただお金を持っていることについては「購買力が増える」以外はなんの価値もないと思ってしまうのです。
そもそもの話、リピート売買というのも根本的には「不均衡の是正」でしかありません。
今も昔も、お金持ちというのは資本が潤沢だから安い時に物を買い占め、高い時に売ることができます。
そのお金持ちの法則に習い、少額で段階的に為替の売買を行うのがFXのリピート売買です。
そして、これは単に小規模でお金持ちのマネをするだけの行為だということは当初から薄々気づいていました。
それでも「世界は不均衡なんだから庶民はそれに対抗しなければならない」という気持ちでリピート売買を行ってきました
お金に対する学び
前述のことは2018年やブログを始めた2019年頃の気持ちです。
そこからブログを続けるにあたり、お金そのものについても多少学ぶ機会がありました。
いままでは資本力のあるものは安い時に物を買い、高い時にも物を売れるほどの財力があるからお金をどんどん増やせると思っていました。
端的に言えば、そこまで財を築く苦労も含めて完全な実力主義であり、格差はあれど公平な世の中だと思っていました。
ただお金の成り立ちや、現在の金融システムを知るにつれ、どう考えてもそれだけでは説明がつかないとしか思えなくなりました。
つまり今の資本主義は「金持ちが庶民から搾取する」要素があまりにも多いのです。
政治のみが搾取からの是正ができるのだが・・・・・
ちなみに今から30~55年前は日本は豊かになっていく一方の良い時を迎えていました。
その頃は、一億総中流社会と呼ばれ極端なお金持ちが少ない代わりに貧しい人の割合も少ない時代だったのです。
一億総中流社会が成り立ったのは国として成長したのはもちろんですが、なにより税制が今とは比べ物にならないほどの違いがありました。
・当時は消費税なんてもちろん「なし」
・当時の法人税は今の倍近くの約40%
・当時の所得税の累進は著しく最高税率は70%(今は45%)
つまり、稼いでいる人にはどんどん課税されていました。
でも、それって当たり前じゃありませんか?
もちろん、たくさんお金を稼ぐためには多分に本人の努力もあるでしょう。
ただ、それと同時に法律などの社会のシステムが適切でなければ稼ぐことはできないのです。
こんなことを考えるうちに、お金に執着することがなんともバカらしく思えてきてしまいました。
もちろん、わたしも家が貧しい時もありましたので、必要最低限のお金というのはすごく大切なことはわかります。
つまり、お金がないとどうしてもお金に振り回されてしまう。
ただ、平均年収以下の所得であってもうまく工夫すればお金に振り回されずに済みます。
もともとFinancial Freedomというのはお金から自由になるという意味です。
それを目指しているからにはお金のことを考える時間を少なく済むことが、本当の豊かさだと特に2025年になってつくづく思うのです。