こんにちは、めがねこです。
わたしは主にFXのトラリピという戦略のブログを発信しています。
そちらでもかなりよい成績がでているのですが、それに加えて今回は実質的に株を無料で手に入れる具体的な方法をお伝えします。
さっそくはじめてみよう
株とFXをつなぐDMMFX株券担保サービスとは?
この株券担保サービスというのはまたの名を代用有価証券サービスとして広く知られた方法で株の一部(DMMでは70%まで)をFXの資金として使える制度です。
上記の図のように、株で100万円投資していたとしたら、FX口座にはお金を入れなくても70万円入金したのと同じだけのFX取引ができるという夢のような制度です。
ただしこの制度・・・・利用は簡単ですが、その取扱いには注意です。
取り扱いを間違えてしまうと株とFXのダブルパンチを食らってしまうリスクがあります。
そのため、こんなによい制度に関わらず実践している人は限られています。
【めがねこ流】DMM代用FXのコンセプト
この株券担保サービスを使ったFX取引についてはシダ植物さんのぼんやりブログが詳しいです。
株とFXでお互いのリスクを補う方法がブログ全般で説明されています。
でも、めがねこは株には詳しくないのでFX運用をメインに据えてこの代用制度を使っていきます。
ちょうどタイミングよくDMM FXではメキシコペソ円の取り扱いが開始され、さらにそのスワップは業界最高峰の8円!という好条件
このメキシコペソ円の手動リピートをメインに据えて追加投資なしで株が取得できないかと考えてみました。
ちなみにぼんやりブログの戦略とは
シダ植物さんの代用FXのメイン戦略は、株をメインに据えて、その株が下落した時に一緒に下落しやすいと考えられるユーロ円を売りで持つことでバランスを取る戦略をとっています。
もし株式の評価額が下がった場合は、ユーロ円売りの方で評価益および決済益が出るので下落にも上昇にも強い戦略ということになります。
FXメインなら値動きの安定したETFが合う
めがねこは株については知識が少ないので、FXをメインに据えてこの代用FXを運用することを考えました。
手動リピートで運用するメキシコペソ円をそっくりそのままDMM FXへ移管すると資金は60万円です。
このFXの部分はそのまま運用して、その資金の範疇で買える株を考えることにします。
そう考えるとメキシコペソ円が下がった時には下落にくい株が必要になってきます。
噛み砕くとリスクオンで買われやすい新興国通貨のメキシコペソ円に対応して、リスクオフで価値を持つであろう株の相性が良いだろうと考えました。
その結果、わたしが選んだのはETF(上場投資信託)です。
その中でも米国債と金を選びました。
ETF(上場投資信託)は投資信託の一種だけど、株と同じような形で取引できるのが大きな違いだよ
実際の銘柄としては、以下になります。
【1482】iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)
【1540】純金上場信託(現物国内保管型)
なお、株についてまったくと言っていいほど知識のないめがねこは今回2つのことを学びましたで共有します。
学んだこと
① DMMFX株券担保サービスは日本株(ETF=上場投資信託含む)が対象
② 日本で上場していても米国債や海外株に投資しているETFが多数ある
恥ずかしい話ですが、②についてはいままでよく知りませんでした。
日本の株やETFだけがDMMFX株券担保サービスの対象ですが、実際には金や米国債に投資しているのと同じような銘柄があるということはかなりのメリットではないでしょうか?
めがねこ流の代用FXは独立採算制なのでリスクは少し高め
米国債と金というリスクオフに安定しそうな株を買ったものの、メキシコペソ円との相性は未知数です。
一応、株(ETF)もFXも配当やスワップなどのインカムゲインも期待しつつ、株価やFXの決済差益などのキャピタルゲインも狙っていけます。
2重に利益を取りにいけるので「なんとかなるかな~」と普段のFXの戦略に比べればやや甘めの見積もりで運用を開始しています。
さらにメキシコペソ円の相性は度外視で自分が興味をもった以下のETFも取得しました。
【1655】iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF
【1678】インド株式指数・Nifty50連動型上場投信
S&P500はアメリカの大型株500銘柄の株価を基準にしたインデックス、インド株式指数は文字通りインド株に連動した上場投信です。
S&P500はおそらくもっとも代表的な投資の1つなので組み込んだのと、インドは単に好みで選びました。
FXのメキシコペソ円も含めたこれらがバランスよく利益を出してくれれば最高なんですけどね~。
代用FXの基本的な考え方
すでに伝えたようにメキシコペソ円の手動リピート設定に必要な額60万円で、運用を行っていきます。
大切なことは、最初にETFを購入するということです。
わたしは60万円のうちの36万円で以下のETFをDMM株にて購入しました。
銘柄 | 金額 | 数量 |
---|---|---|
【1482】米国債 | 120,000円 | 50 |
【1540】金連動 | 120,000円 | 20 |
【1655】S&P500 | 80,000円 | 25 |
【1678】インド株 | 40,000円 | 200 |
購入すると2日後にFXの資金として流用できるようになります。
その手続きが完了してから、FXでメキシコペソ円の手動リピートの運用を開始します。
代用FX(株式振替)の具体的な方法
株を取得してから2営業日たつと株式振替の手続きが可能になります。
その前に株式を取得するにはDMM株の口座が必要になりますので注意しましょう。
DMM FXの左下のメニューに「他サービス簡単申し込み」という欄があるので、そちらからDMM株の口座を開設することができます。
さて、株式振替の手順に戻ろうか
DMM FXのスマホアプリからは以下の操作で株式振替ができます。
ログインしたら 「入出金」をタップ
次に「株式振替」をタップ
振替できる株の選択画面になるので、振り替えたい株をチェック
わたしは全選択をチェックしてすべて振り替えました。
選択したら下の「代用振替予約」をタップ
問題なければ、事前に設定した取引暗唱番号を入れて「振替予約実行」をタップ
これで数日後にFXで246,487円分の証拠金取引が可能になります。
代用FXの運用方法
資金について
株式振替によって24万円ほどをメキシコペソ円の手動リピートの証拠金として使えるようになりました。
この資金と株を買った残りの24万円をFX口座に入金して48万円でメキシコペソ円を運用します。
必要資金の60万円には足りませんが、これだけあればかなりの下落に耐えられるので心配はいりません。
ETFの運用方法について
ETFは大きく価格が上昇したら一部を売却するという戦略です。
さらにかなり大きく価格が下落したら買い増しを行いバランスをとっていこうと考えています。
大体ですが10%の価格上昇で利確、15~20%の下落で買い増しを考えています。
ただしS&P500についてはもう少し細かく売り買いを行う予定です。
なお、ETFを買う場合はDMM株に資金が入金されていないといけませんが振替出入金というメニューからDMM FX⇔DMM株の出入金は一瞬で行うことができます。
このため、普段は追証の可能性があるDMM FXの方に全額を入金しておくこととしました。
一応リスクが存在する
普通の手動リピートであれば、想定レンジ内にレートが滞在さえしていれば資金は足ります。
ただ今回の代用FXの場合はこのまま利益が積み重なる前にメキシコペソ円のレートが大きく下落しまい、さらに購入したETFの価格があまり上昇しなかった場合は追加資金が必要になります。
このため、普通のトラリピよりややリスクは上昇します。
逃げ切りと複利運用がキモ
その代わり、株の決済益や配当なども期待できるので利益が積み重なるスピードはメキシコペソ円の手動リピートだけで運用しているよりかなり早くなると予想されます。
まずはさらに安全に運用できる利益を確保すること、そしてその後はETFやメキシコペソ円の運用規模を拡大してどんどん複利効果を高めるのがこの代用FXのメイン戦略になります。
まずは代用FXをやってみよう
めがねこがはじめて代用FXを行うにあたり、以下のことに気をつけてはじめてみました。
・FXをメインに据えその資金から買える株を算出する
・株(実際はETF)はFXのメキシコペソ円に対応してリスクオフで値動きが安定しやすいものを中心にする
・まずはETFを買い、代用制度を使ってFXの資金にする
・残った残金は追証の可能性があるFX口座に入れておく
なお、この代用FXはわずかながら追加資金が必要になる可能性があるので注意してください。
購入したETFやメキシコペソ円が暴落してしまったら準備資金の60万円だけでは足りなくなります。
とはいえ、その可能性は低く、その前に利益が株とFXの2馬力でどんどん積み重なってくれるはずだと考えています。