トラリピのハーフ&ハーフとは?仕組みと有効性を考察

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トラリピ をじょうずに運用したい人はみんな知ってるハーフ&ハーフ

資金を抑え、運用効率をあげたいのなら必須のテクニックですね。

このブログではその仕組みと有用性を考察してみたいと思います。

トラリピのハーフ&ハーフの仕組み

トラリピのハーフ&ハーフとはレンジ(範囲)の上半分を売りで、下半分を買いの設定をするテクニックです。

ハーフ&ハーフとはトラリピの設定レンジの上半分を売り、下半分を買いで設定するテクニック


トラリピは設定レンジ(範囲)を広くとればとるほど、資金が多く必要になります。

同じ設定レンジでもハーフ&ハーフを使うと資金が半分以下から1/3程度ですむのです。

トラリピのハーフ&ハーフのメリット

ハーフ&ハーフの真骨頂は、資金は半分以下なのに設定する範囲はそのままで運用できるところです。

このため、資金効率が2~3倍になります。

トラリピのハーフ&ハーフのデメリット

ハーフ&ハーフの唯一で最大のデメリットはマイナススワップです。

日本円は長らく超低金利なので、1番なじみ深い通貨ペアであるクロス円通貨のハーフ&ハーフでは売りレンジに入ったときにマイナススワップが発生してしまいます。

それでも、マイナススワップのデメリットより、ハーフ&ハーフの資金効率のメリットの方が何倍も多いです

でも実際に大きなマイナススワップを味わうと、わかっていてもメンタルが耐えきれなくなり運用をやめてしまう人が多いのです。

0円トラリピ(マルチハーフ)という考え方

じつはわたし自身はクロス円のトラリピでハーフ&ハーフの運用はしていません。

ハーフ&ハーフのすばらしいテクニックにヒントを得た0円トラリピという方法で手動リピートを運用しています。

0円トラリピはハーフ&ハーフと比べて「マイナススワップがない」というメリットがあります。

ハーフ&ハーフと0円トラリピではどちらが優れているのか?

0円トラリピは1年以上の期間を経てかなり市民権を得てきました。

ここであえて、0円トラリピとハーフ&ハーフではどちらが優れているか考察してみます。

実はハーフ&ハーフの方が運用効率が高い

マイナススワップが抑えられる0円トラリピには大きなアドバンテージがありそうですが、総合的な資金効率を考えるとハーフ&ハーフに迫るのさえ難しいと考えます。

その大きな理由が資金効率です。

ハーフ&ハーフは設定したレンジにおいて無駄が一切ない資金効率を提供してくれます。

この資金効率というのはトラリピにおいても最も大切な部分なので、ここが最も優れている手法が1番利益が出る可能性が高いと考えざるを得ないのです。

もちろんハーフ&ハーフはマイナススワップを受け入れないとならないというデメリットはあります。

それでも鈴さんのブログによればマイナススワップの影響は10%程度とのことです。

また、スワップというものは固定ではないので、このマイナススワッとプラススワップのレンジが将来入れ替わる可能性もあります。

そこまで考えると、やはりハーフ&ハーフの方が総合的には優れているという結論になります。

0円トラリピの資金効率はよくて80%程度

一方で長い間プラススワップであるユーロ円に売りトラップの役割を持たせる0円トラリピはほぼすべてのポジションでプラススワップを甘受できるのが大きな魅力です。

ただ、異通貨でのハーフ&ハーフを行うようなこの手法は資金効率を極限まであげつつも、リスクを増やさないバランスは非常に難しいです。

わたし自身はEURUSD(ユーロドル)のレートが長期では1~1.3で推移していることからクロス円トラリピの70%までをユーロ円売りの仮資金にできるという考えです。

複数の通貨ペアが絡む0円トラリピでは精密な数字は出せずこのようにざっくりした目安となってしまいます。

そのため、よくてハーフ&ハーフの80%位の資金効率しか上がらないと考えます。

ではハーフ&ハーフがおすすめなのか?

おススメというとどう答えるかすごく難しいです。

もし、できるものならすべてハーフ&ハーフにしてください

これがわたしが考える答えです。

マイナススワップが山ほど重なるハーフ&ハーフは挫折する人が後を絶たず継続できる人はよくて3~4割程度です。

理論上は最も効率がいいですが、継続して運用できなければ絵に描いた餅です。

だから継続に耐えうる鋼のメンタルを持っている人にはおススメで、それ以外の人には「ほぼほぼ挫折するから止めておいたほうがいい」と声をかけるでしょう。

めがねこはハーフ&ハーフ?0円トラリピ?

わたしは手動リピートの運用にハーフ&ハーフを取り入れています。

特にNZDUSD(NZドル/米ドル)はここ5年の間にも売り買いのスワップが逆転したことがあるので最も効率のいいハーフ&ハーフが適していると考えるからです。

また、二国間の金利差の少ないオージーキウイ(AUDNZD)もマイナススワップの影響が少なめなのでハーフ&ハーフで運用しています。

一方でクロス円の通貨ペアにおいては積極的に0円トラリピを採用しています。

日本はゆうに10年以上もの間低金利で、ユーロも長期の間それを超える低金利です。

クロス円の通貨ペアは売り買いのスワップが逆転する可能性が低く0円トラリピのほうが心穏やかに運用できるからです。

トラリピのハーフ&ハーフはすばらしい発想

トラリピのハーフ&ハーフは投資効率を極限まで上げられるすばらしい手法です。

トラリピをはじめたばかりの人は必ず知っておくべき概念でありテクニックです。

ただ、そのハーフ&ハーフも人間が運用しているものなのでマイナススワップに耐えられずに挫折してしまう人が続出しています。

それを救済するのが0円トラリピです。

こちらはハーフ&ハーフほどは資金効率はよくありませんが、大きなマイナススワップに失望することがないので運用を続けやすいです。

それでいてやり方によってはハーフ&ハーフの80%~90%の資金効率を実現できる可能性を秘めているのです。

ただ0円トラリピにしてもハーフ&ハーフの考えを応用、流用したものです。

使うにしろ使わないにしろトラリピにおいてハーフ&ハーフいうのは大切な考え方なのです。

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