10月7日から新しくAUDNZD(豪ドル、NZドル)の手動リピートをはじめました。
今後はこのAUDNZD(豪ドル、NZドル) を投資の柱の1つにしようと考えているので、資金捻出のために今まで行ってきた手動リピートの中から、中国人民元円、AUDJPY(豪ドル円)、NZDUSD(豪ドル、USドル)の3つの手動リピートの稼動を停止させました。
さらにNZDUSD (豪ドル、USドル) については今のポジションを全決済することにしました。 尚、つい先日はじめた中国人民元も全決済しますがこちらについては運用しているというほどポジションを保有していないので個別に報告はいたしません。 また AUDJPY(豪ドル円)について はこれ以上の新規取引はしないものの、決済されるまでこのまま保有するつもりです。
NZDUSD(NZドル,USドル)今までの運用状況
NZDUSDは今年7月から運用してきた比較的新しい通貨ペアでした。当初は20PIPSごとに買いを仕掛け、40PIPS上がったら約定という設定で頻繁に約定してくれました。 しかしリスクオフになり円高、ドル高になる8月からはNZドルの価値は激減、どんどん買い下がっていきましたが含み損もだるま式に増えていきました。 あまりにも状況が悪かったので9月中旬からは仕掛けの頻度を下げ40PIPSごとに買い、40PIPSで売りに設定を変更しました。 その頃から少し決算益が出始めて今後もガマンすれば運用していくことは可能でしたが、今回新しい運用法にチャレンジしたかったのと、NZDUSDのこの3ヶ月のパフォーマンスが全通貨ペアで最低だったので今回思い切って全決済することにしました。
NZDUSD(NZドル,USドル) 運用成績
運用期間: 2019年7月10日~10月7日
1回の取引の通貨数:
1000通貨
期間中のレート幅:
0.622~0.678ドル
新規取引回数:
53回
決済約定:
回数:24回 約定益合計:10,206円 スワップ合計:-1,006円
全決済時:
ポジション数:29(29,000通貨) 約定損益:-100,758円 スワップ合計:-8,316円
総合運用成績:-99,874円
運用してみての感想
まず運用のきっかけは他の手動リピートが円絡みだったので成績を安定させたいためUSドル絡みの通貨を選んだことでした。 そして検討した結果このNZDUSD(NZドル、USドル)に行き着きました。
はじめは一番パフォーマンスがよかったのですが途中からどんどん下落が進み、含み損を多く抱えてしまいました。 このこと自体は仕方がないのですが、他の通貨が大体50PIPSくらいでトラップを仕掛けているのに対して、NZDUSDだけは強気に20PIPSでトラップを仕掛けていたので、下落の際この通貨だけ評価額が著しく落ちてしまいました。
そもそも強気に仕掛けた理由は円絡みのトラリピに対しての分散投資になるので、リスクヘッジの意味も込めていたのですが、全くリスクヘッジにはならず、むしろ円高ドル高の最近の局面においては、率先して足を引っ張る存在になってしまっていました。
さらに、1000通貨単位で取引しているのでマイナススワップがとても痛かったです。 元々マイナススワップというだけでもキツいのですが1000通貨単位で取引しているので、例えば1万通貨で-23円のスワップの時でも1000通貨だと四捨五入されて-3円のスワップになってしまっていました。
このように他の方よりも不利な状況でずっと運用していくのは利点が薄いのでこの良い機会にすっぱり運用をやめることにしました。