2023年の年末にレートが急落してしまったドルフラン
残念ながら一旦はすべて損切りをしたために、かなりの損失が出てしまいました。
ただ幸か不幸か、損切りした時がほぼレートの底でしたので、2024年1月中旬より暫定レンジで運用を再開しました。
今回晴れて運用レンジが確定しましたので本ブログにて解説していきます。
ドルフランの現状を踏まえた新設定
無事にレートが上昇していきましたので、上記を新設定の仕掛けレンジとします。
利益は300pipsで、わたしが行っている手動リピートのトラップ幅は50pipsです。
めがねこFRのステップ④以降ではトラップ幅が25pipsになります。
1回の通貨数は以前の設定を踏襲しますので、ステップなどにより変わっていきます。
ドルフラン(USDCHF)リピート売買の基本コンセプト
めがねこは自身が考える基本コンセプトに基づいてドルフランのリピート売買を行っています。
そしてこの基本コンセプトは暫定レンジ運用時も今回も変わっていません。
ドルフランの長期レート予想
スイスフランはこの数十年間で最も価値が上がった通貨の1つです。
国力も非常に安定しており、地政学的リスクにも巻き込まれにくい、とても強い存在感を放っています。
以前から繰り返し伝えていますが、スイスフランの価値は基本的には上昇していくと考えています。
しかしながら、以前とは違いスイスは強烈な為替介入を行わなくなりました。
このためにスイスフランショックのようなレートの乱高下は今後はまず起こらないと予想しています。
1時間で400~500pipsも変動するショック相場は運用をはじめてから一度も起きていない
2023年末のレート急変でさえ1か月下落、1週間上昇、2週間下落としっかり波のチャートを描いていた
ドルフラン運用の基本コンセプト
上記を踏まえて、ドルフランが長期的に見てかなり安い時に買えばリスクが少なくなるというのがわたしの基本コンセプトです。
さらにスイスは長期的に低金利を続けているのでドルフランを買いで保有すればスワップ益をもらい続けることができると踏んでいます。
ですから、ドルフランが長期的に見て安い時に多少のリスクをしょって多めに通貨ペアを保有するのがめがねこの戦略です。
これにより、さらに大きく下落する確率を減らしつつ、ポジションを保有している間はスワップをもらい続けることを狙っています。
ただしスイスフランの価値が高騰し続けているということは、ドルフランのレートが下がっていくということでもあります。
よってリピート売買のレンジは数年に1回程度見直す必要があると考えています
ドルフランの現状を踏まえた新レンジ
ドルフランの運用に関する基本コンセプトは変わっていません。
ただ2023年末にレートが大きく下落してしまったので、それを踏まえてレンジを変更する必要があります。
レンジの底についての考察
2023年12月28日につけた0.835というレートを参考にします。
やや余裕を持たせて0.830というレートをレンジの底に設定しました。
仕掛けレンジ上限の考察
仕掛けレンジの上限は0.895にしました。
これはレンジの底の0.830から、以前と同じレンジの650pipsの範囲に設定して出た数字です。
本ブログを執筆している2024年3月24日現在はレートが0.895を上回っています。
中期的には上昇傾向があると考え、このレンジ設定にしました。
長期的にはゆるやかに下落
中期的には上昇
この2つの傾向から新レンジを設定しました
長期的な下落を織り込んで以前より400pips下にレンジをずらす設定になりました
リスクとリワードのバランス
以前からドルフランのレートは下落傾向にあると予測しています。
それでも基軸通貨のドルとの通貨ペアであるドルフランは一気に下落することはないと考えておりそこにチャンスがあるというのがわたしの考えです。
これは昨年末に急落したものの、その後にバランスを取るように上昇してきたことを見ても、妥当な考え方だと思います。
もちろん、必ずその通りになるかは未知数なのでリスクもあります。
リピート売買の運用は他のFX手法を比べると安定していますが、決してリスクがないというわけではありません。
むしろ完全に失敗した時のリスクは大きいのでレンジ想定が大切になってくるのです。