好調な成績を続けているめがねこFR
お金が増えていくのはなんとも嬉しいことですが、注文をたくさん入力するのは大変ですよね。
これから新たに始める人はセントラル短資FXさんの神サービスでラクラク始められるのでその点はとっても便利
ただ、わたし自身のように当初からめがねこFRを行っている方は大変です。
特にSBIFXトレードで運用を行っている方は注文が消える(※)という改悪が去年から始まってしまいました。
そこで今回はめがねこFRの注文管理の方法についてお伝えしていきます。
ヒントはレンジをブロックに分割です。
めがねこFRとは年200万円の利益でサイドFIREをめざすプランです
くわしい内容を知りたい方はこちらをどうぞ
分割と明確なルールで迷わずラクに注文を管理する
すべて注文を入力しても、その注文が消えて再入力が必要になるととても労力がかかります。
また、相場は生き物なので運用の途中で設定レンジの見直しが出てくる可能性もあるでしょう。
多くの口座では、新しく注文を入れるより変更を加えるほうがより手間がかかるのです
この手間を回避するためには、注文をすべて入れず一部だけ入力するという方法があります。
ただし、注文を一部だけ入力すると今度はどこまで注文を入力したか管理をする必要があります。
こちらが立てばあちらが立たず
そこで注文をどこまで入力するか、はじめにルールを作ってしまうと良いでしょう。
ここでは、わたしが最近ルール化したブロックレンジ.05について解説していきます。
ブロックレンジ.05の解説
ブロックレンジ.05とは0.05というわかりやすい節目を基準にして設定レンジを細かく分割して管理することです。
百聞は一見にしかず、さっそく見ていきましょう。
オージーキウイのレンジブロック
まずはオージーキウイ設定のブロックレンジです。
AUDNZDブロック
めがねこFRのオージーキウイの設定を画像のようなレンジブロックで分割します。
ブロックの区切りを0.05ごとに入れていることに注目してください。
わかりやすい数字(0.05)で区切って必要な注文だけを入力しておきます。
レンジブロックを表で表すとこのようになります。
レンジブロック1 | 1.01~1.05 |
レンジブロック2 | 1.051~1.09 |
レンジブロック3 | 1.10~1.15 |
レンジブロック4 | 1.151~1.18 |
例えば、このブログを執筆している2023年11月16日のオージーキウイ(AUDNZD)のレートは1.08付近です
この場合、レンジブロック2(1.051~1.09)のみ注文を入力すればOKです。
キウイドルのレンジブロック
同様にキウイドルもレンジブロックに分割しました
NZDUSDブロック
表で表すとこうなります。
レンジブロック1 | 0.55~0.6 |
レンジブロック2 | 0.6025~0.65 |
レンジブロック3 | 0.6525~0.68(買) |
0.68~0.7(売) | |
レンジブロック4 | 0.7025~0.75 |
レンジブロック5 | 0.7525~0.80 |
レンジブロック3は買いと売りの両方を入れる必要があるのでちょっとだけ複雑です。
なお、このブログを執筆している2023年11月16日のキウイドル(NZDUSD)のレートは0.60付近です
この場合、レンジブロック1と2の注文を入力しておきます。
ドルフラン(USDCHF)はどうするどん?
ドルフランは注文数が少ないから分割する必要はないね
SBIFXトレード用レンジブロック.05の実践方法
ちょうどこのブログを書いている2023年11月16日はSBIFXトレード口座の注文有効期限が初めて切れる直前のタイミングです。
これを機に、めがねこFR(またはSBIFXめがねこ)をSBIFXトレードで運用している方はレンジブロックを試してみてください
今後の運用がラクになるでしょう。
1年以上前にめがねこFRをはじめて有効期限が切れそうな注文を抱えている方が対象です
以下のステップで対応してみてください。
対応は注文が切れた直後の2023年11月18日または19日に行うのがベストです
ブロックレンジ内で新規注文が執行されていない注文のみ洗い出します
新規注文が失効したものについてはIFD注文を入力します
決済注文がなくなったものについては決済注文を入れます
STEP1 ブロック内の注文を洗い出す
それぞれの通貨ペアのブロック範囲と新規注文の執行範囲を確認しましょう。
週末までに大きなレート変動がなければだいたいこのようになっているはずです
オージーキウイ
ブロック範囲 | 1.05~1.09 |
保有ポジション範囲 | 1.064~1.09くらい |
失効範囲 | 1.05~1.063くらい |
キウイドル
ブロック範囲 | 0.55~0.65 |
保有ポジション範囲 | 0.595~0.65くらい |
失効範囲 | 0.55~0.5925くらい |
2022年4月以前から始めている人は0.65以上のポジションを保有しているはず
その場合はブロック範囲が0.7まで広がって失効範囲も広がるね
ドルフラン
レンジ | 0.87~0.935 |
保有ポジション範囲 | 0.8875~0.935くらい |
失効範囲 | 0.87~0.885くらい |
STEP2 ブロックレンジ内で失効した分のIFD注文を入力する
上記の失効範囲を参考にして、その範囲内のIFD注文をすべて入力します。
失効範囲は新規レートの値だよ
運用を開始したタイミングなどによって失効範囲は個人差がありますのでご自身でしっかり確認してくださいね
STEP3 ポジションを保有しており決済注文のみ失効したものに対応する
ポジションは保有しているものの、決済注文のみ失効してしまうものもあります。
そういう注文については、すべて決済注文を入力しておきます。
決済注文を入れる時はPCのリッチクライアントアプリが便利です
ダウンロードサイト
アプリを立ち上げて照会➡建玉照会(個別)をクリックするとポジションの一覧を見ることができます。
この時、チェックボックスがあるものが決済注文がないポジションになります。
チェックを入れて決済(画面表示)をクリックすると決済画面が表示されます。
決済画面にて指値を選択し決済レートを入力してください。
期間は必ず最長の1年を選択します。
以上で対応は終了です。
レンジブロック.05の運用方法
レンジブロック.05を使う場合はその範囲を覚えておく必要があります。
もしレートが大きく動いてしまった場合は、次のレンジブロックを入力しましょう。
例えばオージーキウイのレートが1.09に近づいた場合はレートの上昇に備えレンジブロック3(1.1~1.15)を入れておくという具合です。
もし1年が経過しレンジブロックの注文が全く使われなかった場合は注文がすべて消滅しますが気にしなくて結構です。
常に滞在しているレート付近の注文をブロックでカバー出来ていれば運用に支障はありません。
レンジブロック.05を使い少ない注文数で管理しよう
レンジブロック.05はSBIFXトレードの注文期限が最長1年になってしまったために、その対応方法として思いつきました。
ですがセン短でめがねこFRを行っている方にとってもこの方法は有効です。
セントラル短資FX口座では注文期限を無制限にすることができますが、一度にたくさんの注文を入力するのが手間なことは変わりません。
設定を追加する際などはレンジブロックで管理すると1回の手間を大幅に軽減できます。
ただしレンジブロックを採用したことにより、必要な注文を入れ忘れてしまうことには注意しましょう
レンジはわかりやすいように0.05で分割しています。
未入力のブロックレンジに近づいたら、しっかり注文を入力することだけは忘れないようにしてください。
ちょっと突貫でブログを書いたので理解してもらえるかが心配
わからないことがあったらX(Twitter)などで聞いてくださいね