2019年10月6日から運用をはじめてます
非常にクセのある豪ドルNZドルの両建て手動リピート。
前回の3ヶ月の運用では確定利益もそこそこ多かったものの、それの何倍もの含み損が目立つ経過報告でした。
今回は運用5ヶ月間の経過と、利益を伸ばせる裏技をお教えしちゃいます。
豪ドルNZドルの設定
豪ドルNZドル(AUDNZD)は基本20PIPS(0.002)の注文幅で5000通貨ずつ売買する手動リピート設定です。
決済幅は途中から30PIPS(0.003)に変更しています。
レートによって以下のように運用を使い分けています。
状態 | レート | 設定 |
低値圏 | 1~1.04 | 「買」のみ |
コア内 低値圏 | 1.04~1.05 | 両建て |
コア内やや低値圏 | 1.05~1.06 | 両建て、「売」3倍 |
コア中心 | 1.06~1.08 | 両建て |
コア内やや高値圏 | 1.08~1.09 | 両建て、「買」3倍 |
コア内 高値圏 | 1.09~1.1 | 両建て |
高値圏 | 1.1~ | 「売」のみ |
一部の区間を3倍ゾーンとして位置づけているのが、この運用の特徴でした。
ただしこの3倍ゾーンの効果は良し悪しだったので、今後はメインの投資法からははずすことにします。
ですが、この時の考えを応用して裏技を使っており、これが大きな効果を生んでいます。
後ほど、くわしく紹介します。
豪ドルNZドル運用5ヶ月後の実績
現在の評価損益と確定利益を合算するとマイナス118,763円!
すごい額になっていますが、実はこれでも前回の報告よりはかなり改善しています。
評価額がかなり悪いので見逃されがちですが、この投資では月3万円以上も確定利益が発生しているのが大きな魅力です。
保有しているポジションの評価額がもっともっと改善されれば大きな利益も夢ではありません!
【裏技】豪ドルNZドルの担保トレードで安全に利益アップ
ピンチはチャンス!という言葉がありますよね。
わたしはピンチを利用して裏技的に利益を伸ばすことに成功しています。
ピンチをチャンスにかえる
この、豪ドルNZドルの手動リピートをはじめて2ヶ月が経過したころ、レートが一気に下がってしまいました。
そして、買いのポジションが相当増えてしまい、売りのポジションがほとんどないという状態が長く続きました。
追い討ちで買いのポジションにマイナススワップがついてしまったので、相当苦しい運用になってしまいました。
でも、そこで気がついたのです。
「追加で売りでトレードしたら安全に利益が出せる!」ことに。
【裏技】安全度高めのトレード
買いから売りを差し引いたポジションが10万通貨を超えていた場合、この差を打ち消すように売りでポジションを持つのがこの裏技です。
その時に利益幅20~30PIPSくらいで決済注文を入れておきます(損切りはいれません)
だいたいポジション差が多いときは3万通貨くらい、10万通貨ギリギリで差が少なめの時は1万通貨程度で売り注文を入れます。
そうすると、レートのトレンドは下なのでかなり高い確率で決済します!
ただし、この裏技を使うときは低値で売りポジションを持つことを避けるために、レートが1.04以上の時に限定しています。
実際の裏技の結果は以下のとおりです。
なんとこの裏技で4万円近くの利益を得ることに成功しました!
この裏技は、すぐに決済する確率も高いですが、万が一塩漬けの状態になってしまっても、たいした問題になりません。
なぜなら、塩漬けになる=レートが上がる=全体の含み損が減るという、確実なリスクヘッジになるからです。
それに金利に大きな変更がないかぎり、この売りのポジションは毎日プラスのスワップをもたらしてくれます。
だから気軽にこの裏技トレードを行うことができます。
この裏技では、すでに17回中14回が決済されており、高い確率で利益が出ています。
なお、残り3つはこの週にポジションを建てたばかりのものです。
種まきから収穫期へ
裏技を含めても合計損益はマイナス8万、含めなければマイナス12万円のこのトレード方法、パッと見はあまり魅力的に感じないでしょう。
しかし2ヶ月前の前回の報告と比べると確実に成績はよくなっています。
現在はレートが上昇傾向にあるので、もしこのままレートが1.05~1.07付近にとどまれば数ヵ月後には決済利益が含み損を上回ると予測しています。
また、その後もレートが1.07を中心とするコアレンジ内にとどまっていれば、どんどん決済益が増え、大きな利益が得られると考えています。
わたしはこの豪ドルNZドルの手動リピートを投資のメインの1つに位置づけていますので、これからも工夫しながら利益を追求していきます。