少額での投資は意味がないと言われていますね。
有名ブロガーのマナブさんもこう言っています。
【塵が積もると、塵になる】と
本当にうまいこと言いますね~
全くもってその通りなのですが、よく言われている「少額投資は意味がない」というのは、ある部分だけを切り取ったミスリードかなとも思っちゃいます。
わたしは少額投資を軽視してほしくないので、ナナメ上の目線から反対の意見を述べさせてもらいましょうか。
「少額投資は意味がない」は部分的に正しい
わたしがこのブログを書いている理由は「少額でもめちゃくちゃ儲かるよ」なんて真っ向から反対意見を言いたいからではありません。
確かに投資額が少額だと利益も少額
投資額がスズメほどなら、利益はそのスズメの涙です。
マナブさんのブログの言葉を借りれば、塵はいくら積もっても塵にしかならないわけで、少額投資をしている限りは大きな利益なんて見込めないのです。
つまり「少額投資では大きな利益は見込めない」という解釈なら100%同意なのです。
少額じゃなければいきなり大金を投資するの?
少額投資が意味ないならおのずと大金を投資するってことになりますよね。
わたしが感じる疑問はここです。
投資はアブナイなんて意見がまかり通っている日本でいきなり大金を投資する人なんているんですか?
もしいたとして、それって賢い行動なのですか?
少額投資の「意味」とは?
「意味」というのはなにを指しているのでしょうか?
儲かること?
たしかに投資の目的は利益をあげることなので、それなら少額では大きな意味はありません。
でも、この論理だとこんなふうになってしまいませんか?
「あなたのピアノの音色は美しくないから練習する意味がない」
「リフティングを10回もできないのにサッカーをやってても意味がない」
結果に直結しないと意味がないというのであれば、世の中のほとんどのことが無意味となってしまいます。
少額投資はキッカケという壮大な武器を与えてくれる
ピアノもサッカーもはじめはみんな下手でつたないものです。
でも、成功体験を積み重ねることで卓越したプロにのぼり詰める人だっています。
いつでもキッカケは小さいところから始まります。
はじめて楽器屋さんのピアノの鍵盤に触れてみた
はじめて近所の友達とサッカーボールを蹴ってみた
こんな体験がその後の人生を大きく変えることだって少なくないのです。
吉報なのは投資はサッカーやピアノのプロになるより格段に成功率が高いということです。
少額投資はキッカケという意味では、その後の人生を変えてしまうほどの力があります。
少額からはじめる大きな意味
残念ながら投資は必ず成功するわけではありません。
サッカーやピアノのように、投資にもうまい下手が確実に存在します。
成功するにしろ、失敗するにしろ、まずは投資がどんなものか少額「から」はじめるのは、むしろこれ以上ないほど賢い選択です。
わたしが投資で安定した利益を出したのは資金2万円のFX投資がきっかけでした。
それより前にもFXで利益が出たり損を出したりしていましたが、以前に得た20~30万円の利益は全く意味がありませんでした。
なぜなら、利益を出す方法を知らなかったので、結局その何倍もの損失をこうむったからです。
投資は金額ではなく、むしろ何にどのように投資するかという投資法が1番大切です。
そして、それは1万円でも1000万円でも同じように学ぶことができるのです。
少額投資は練習台
少額投資「だけ」をずっと続けていたのでは、大きな利益を得るという観点からすると無意味です。
ですが、少額投資で安定して利益を出せる方法を学ぶことは将来の莫大な利益に繋がる大きな1歩です。
手元に投資する資金がないという人も、ぜひ積極的に少額投資を行ってほしいものです。
わたしは2万円のFX投資からはじめて、利益が出ることが面白くなりました。
安定して利益が出ることを家族に証明して、家庭の資金を極限まで投入することを許してもらいました。
家族も節約に努めてくれているので、今では投資金は500万円以上に膨んでいます。
そして2万で投資をはじめてから3年ほどで利益が200万円をゆうに超えるまでになりました。
本ブログで毎週の実績を掲載
このように元々あまりお金がない人でも、いちど投資生活のサイクルに入れば、どこからか投資金は出てくるものです。
みんな利益が出れば面白くなって、散財もやめるし、できる限りの節約に努めはじめます。
これはわたしだけではなく投資で利益を出す人のほとんどに共通した生活スタイルです。
そして、キッカケは少額投資での成功体験からスタートさせている人がほとんどなのです。