投資とギャンブルは同じじゃないの?という妻を説得したい!

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投資なんてギャンブルのようなものなんだからやめたほうがいいよ?

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投資はギャンブルじゃないから大丈夫なの!

今日も日本のどこかでこんなやり取りが繰り広げられていることでしょう。

それほど「投資はギャンブルか議論」は物議(ぶつぎ)をかもす話題なんです。

Twitterのアンケート結果を見てみても3割近くの人は投資とギャンブルは「同じ」という回答でした。


でも、本来ギャンブルと投資は天と地ほども違う行為だというのは知ってましたか?

たまには投資とギャンブルの違うところ、似ているところをフラットな気持ちで振り返ってみましょう。


そして中立的な視点で説明して、投資はギャンブルだと主張しつづける人に納得してもらいましょう。

目次

投資とギャンブルの違い-プラスサムとマイナスサム

投資とギャンブルの違いでよく使われるのはプラスサムやマイナスサムなどの表現です。

ギャンブルは必ずマイナスサムになるけど、投資はプラスサムになるという説明です。

ギャンブルはマイナスサム

マイナスサムというのは、ギャンブルに参加した人のすべての収支を足すと最終的にはマイナスになってしまうという意味です。

マイナスサムとは全員の収支のトータルがマイナスになること


競馬でも、宝くじでも、パチンコでも、雀荘のマージャンでも、世の中にあるギャンブルはすべてマイナスサムです。


例外的に、家でちょっとしたものを賭けて遊ぶマージャンはゼロサムゲーム

なんでかというと自宅マージャンは負けた人が払い、勝った人がそっくりそのままそれを受け取るのでトータルは0だから。


ギャンブルは最高条件においてもゼロサム以上になることはなく基本はマイナスサムです。

ギャンブルはマイナスサム

投資はプラスサム

投資の場合は少し違います。

会社が発展して株価があがったらどうなるでしょう?


株を買った人はみな儲かりますね。

もちろん株価があがるということは、発行している会社も儲かっている証なので、投資はプラスサムと言われています。

投資はプラスサム


でも、プラスサム、マイナスサムの説明だけでは「投資=ギャンブル論争」はまだ終わりません。

この説明だけで全員が納得できたら、「投資ギャンブルだからやめなさい!」なんて奥さんは今ごろはもう絶滅危惧種になっているはずです(笑)

投資もギャンブルもお金を失うリスクがある

投資とギャンブルが同じだと主張する人は「投資もギャンブルもお金を失うリスクがある」と思うからでしょう。


たしかに投資がプラスサムだからと言って全員が儲かるわけではないし、ギャンブルがマイナスサムだからと言って必ず全員が損をするというわけでもないです。


投資もギャンブルも「お金を失うリスクがある意味では同じ」と言われればその通りなのです。

投資もギャンブルもお金を失うリスクがあるという点では同じ


たぶん、投資=ギャンブル論争で火がついてしまうのはここだと思うんですよね。


わたしは、投資=ギャンブルと考える人にはロジックの飛躍(ひやく)があるとにらんでいます。


つまり、こういう飛躍です。

投資もギャンブルもお金を失うリスクがある

ギャンブルは不毛
      ↓ここが飛躍
投資もお金を失うリスクがあるから不毛

投資とギャンブルは言葉の意味からして違う

本来、投資とギャンブルはまったく違う意図をもった行為です。

ギャンブルは掛け金として出し合ったお金を分配する行為

ギャンブルは参加者が掛け金を出し合って、それを全部集めて再分配する行為です。

ギャンブルとは

掛け金を出し合う

集める

再分配する

つきつめると、ギャンブルはお金を集めてそれを幸運な人にあげるているだけです。


だからギャンブルは、高揚感を得ることができるなどのメリットはありますが、その行為自体に経済的に利益をもたらす効果はありません。

では、パチンコ台の開発などは経済的に利益をもたらさないのか?と疑問に思われる方もいるでしょう。

パチンコ台の開発は厳密にはギャンブルではありません。

パチンコ開発などの経済活動は、ギャンブルをいかに娯楽として楽しませるかという別の意図をもった活動です。

投資はなにかを成し遂げるために投じるお金

ここで投資についての身近な例をあげます。

「出先で急に空が暗くなってきたぞ! 念のためにコンビニで傘を買っておこう」

じつはこれ立派な投資なんですが、わかりますか?

空が暗くなる

雨が降ると困るから

傘を購入しておく


もし雨が降らなかったら傘が無駄になるかもしれません。

だって家に傘があったらもう1つの傘は不要だから。


でも、もし雨が降ったら服が濡れて不快だし、寒くて風邪をひくかもしれない。

だから、傘を買った。

結果は無駄になるのか、「買っといてよかった~」となるのかはわからない。

だだ、そこにはお金を投じることで状況を進展させたり打破したりするための意思がある。

でも投資している人は単にお金を増やしたいだけじゃないの?

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えらそうなこと言ってるけど、投資している人はただお金を増やしたいだけじゃないの?

奥さんの言ってることはもっともです。

株式などの投資をしている人のほとんどは、世の中の問題を解決したいとか、経済を発展させたいという大義はありません。

単に「お金を増やしたい」と願う人がほとんどです。

でもそれでいいんです。


なぜって、たんに投資をしただけでも経済発展に貢献するから



確かに世の中には、お金を増やしたいからカンや運に頼る(投機的な)投資をする人もたくさんいます。

それでもいいじゃないか!というのがわたしの意見です。


少なくともそのお金はどこかの会社の資金として、事業に使われるはずです。


投資目線でみると、カンに頼る人はお金を失いやすくなるというだけの話です。

ギャンブルで大儲けするとどうなる?

ここでギャンブルで大儲けするのと、投資で大儲けすることの違いについて考えてみましょう。

パチンコでも競馬でもいいです。

あなたがアホみたいにいつもいつも大儲けしたらそのギャンブルはどうなりますか?

きっとこうなります

あなただけ大儲け

他の人は大損ばかりするから

やる人が減る

そのギャンブルがすたれる

あなたも儲けることができなくなる

競馬などは規模が大きいのでちょっと現実味はありませんが、パチンコ店1店くらいの規模ならありえなくはない話です。


言いたいことは、ギャンブルで大儲けすることはそのギャンブルにとってみても良いことではないという不毛な事実です。

じゃあ投資で儲けたらどうなるの?

投資では基本的に儲ければ儲けるほど経済貢献をしていることになります。

株式を例にとると、世の中に便利なサービスやものを生み出す企業の株価があがり、その企業を応援している人(株を買った人)に利益がもたらされます。

しかも、そういう人が多ければ多いほど優良な企業に資金が多く集まり、経済の発展に寄与します。

これは普段ゼロサムゲームと思われがちな外貨投資についても同様です。

有望な国に資本を集めその国を応援するのは、テクノロジーや生活水準の向上にちゃんと寄与しています。

投資とギャンブルの違いは方向性

投資もギャンブルもお金を失うリスクがあるという点は同じです。


でも、お金の使われ方に大きな違いがあります。

  • ギャンブルはお金を失う人がいないと成り立たないのに対して、投資はむしろ全員が儲かるほうが社会にとっても良い効果がある
  • ギャンブルが限られたお金を取り合う行為であるのに対して、投資はお金を投じて便利な仕組みやサービス等を作り上げることが本来の目的
  • つまりギャンブルに投じたお金は有効に利用されないが、投資に使うお金は有効利用される

投資はお金を失うリスクがあるから注意が必要だという意見に対して異論はありません。


でもギャンブルがほんらい経済の発展においてあまり意味を持たない行為なのに対して、投資は経済発展に貢献する尊い行為です。

この投じたお金の持つ意義についてはぜひ心にとめていしてほしいところです。

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