このブログを書いているのは2022年3月17日
この時点でUSDCHFのレートは0.94を超えています。
USDCHFのレートが0.935以上の時にめがねこFRでUSDCHFのステップを追加すると資金効率が落ちます
このブログではUSDCHFが上抜けた時に資金効率をあげる方法をお伝えします。
このブログはめがねこFRセン短verについてです
めがねこFR(SBIFX)はやや複雑なのでまだ対応していません
めがねこFRの資金アロケーションブロックを見てステップのやりくりをする
めがねこFRをはじめて行う時やステップを追加する時にUSDCHFのレートが上抜けているとなかなかUSDCHFのポジションを持たなくなってしまいます。
それは、最高値のトラップにかかるのでさえ、レートが0.935まで下落しないと発動しないからです
USDCHFは買いだけの手動リピートなので、最高値のトラップというのは1番リスクが大きく、利益が期待にしくいポジションです。
そのポジションを持つのでさえ待機期間が発生してしまうとなると、やはり資金効率は落ちてしまいます。
そこで、資金アロケーションブロックを使ってステップの調整をすると資金効率があがります。
めがねこFRセン短verのステップは1つにつき「25万」「50万」または「100万円」の資金が必要です。
この資金の割振りを知っていれば必ずしもステップ①から順番に進めていかなくても運用が可能なのです。
ステップやりくりの具体例
理解しやすいように実際のステップやりくりの具体例を見ていきましょう。
このように状況によってステップを工夫すると資金効率があがるよ
ステップのやりくりの是非【そもそもなぜUSDCHFは上抜けするのか】
そもそもなぜUSDCHFの設定レンジが上抜けするかというと、スイスフランは長期的に価値が上昇する傾向があるからです。
この価値の上昇が元で2015年にはスイスフランショックが起こり、世界を震撼させました
めがねこFRではUSDCHFの設定レンジをかなり下の方に限定しています(スイスフラン高=USDCHFレート下落)
低めのトラップレンジによりリスク管理を行っているために、ときおりレンジの上抜けが発生するのです。
ステップのやりくりのメリット
ではこのステップのやりくりを行うべきかどうかですが、わたしは行ったほうがよいと考えます。
その理由は資金効率の上昇です。
サイドFIREプランなのでみなさん一刻も早く利益を増やしたいはずです。
遊んでいる資金があるのはもったいないと感じるのです。
ステップのやりくりのデメリット
とはいえ、このステップのやりくりにはいろいろとデメリットも存在します。
まず気になるのは、ステップを①から順番に設定していくよりは非常に管理が面倒になるということです。
順番に行うのであれば、ブログを見ながら資金が増えた段階で次のステップの設定を入れるだけでした。
しかしステップのやりくりを行うと自分だけのステップ進捗表を作ってしっかりと管理しないと設定を間違う可能性が高くなります。
またもう1つのデメリットとして、すくみ効果の減少が考えられます。
ステップのやりくりを行うと2通貨ペアのみでの運用、もしくはある通貨ペアの運用額だけが突出した運用になってしまいます。
このためすくみ効果や分散効果が減少し、やや安定感が落ちる運用となってしまいます。
ただし、元々めがねこFRは資金が増えるごとに少しずつバランスを崩しては保つことを繰り返してステップアップしていきます。
この安定感については、あまり心配しなくてもよいのかもしれません。
めがねこFRセン短ではステップをやりくりすると資金効率が上昇する
めがねこFRセン短verおよびめがねこFR(SBIFX)では、USDCHFのレートがときおり上抜けしてしまいます。
設定を追加するタイミングで上抜けしていたら、ステップのやりくりをすると資金効率をあげることができます。
安定性はやや下がりますが、それにも増して利益が増える期待値が上がるのです。
ステップのやりくりはそれなりに複雑なので、よく理解した上で行ってください。
めがねこFR(SBIFX)では資金アロケーションが単純ではないのでステップのやりくりがやや難しくなります
そのため、めがねこFR(SBIFX)について当面このステップのやりくりについての情報提供を行う予定はございません。
ご了承ください。