
トラリピなどのリピート売買は「儲かる」「儲からない」って意見が真っ二つ
本当はどっちなの?
わたしはリピート売買を4年以上運用していて、これまで350万円ほどの確定利益を得ました。
でも「リピート売買は儲からない」と叫ぶ人の気持ちもよ~くわかるのです。
この記事を読めばトラリピを代表とするリピート売買の何があなたを「儲からない」と思わせてしまうのかがわかります。
トラリピで儲からないのはゲームのルールを知らないから

勝負に勝つ(儲ける)ためには、勝負事の特徴を熟知している必要があります。
オセロのルールを知らない人は自分の色のコマが盤面に多くあるだけで「優勢だ」と勘違いしてしまいます。
オセロを知ってる人は単純な数よりも、四隅を取ることや、外側のマスを取ることが勝利に導くことを知っています
トラリピに代表されるリピート売買にもしっかりした運用のコンセプトがあります。
コンセプトに沿ったルールでのぞまないと大きな利益はついてきません
ルールを知らなければ、そのまま続ければ勝てる勝負でも、途中で諦めてギブアップしてしまったりするのです。
事実、リピート売買で儲からないという人の8割ほどは運用のコンセプトがわかっていません。
トラリピなどのリピート売買のルール①‐ゲームオーバーはいつ?

トラリピなどのリピート売買ではロスカットされてしまうと資金の大半を失ってしまいます。
つまり、ロスカットされることがゲームオーバーのようなものです。
そして、そのロスカットされる条件は基本的に次の2つのみ
- 試算で算出された必要資金に満たない額で運用を行う
- レンジ想定を誤る
資金不足
トラリピなどのリピート売買ではしっかりと試算をせずに運用を行う人があまりにも多くいます。
- 甘めに見積もる
- 試算を間違える
- そもそも試算をしない
資産が不足した状態で運用することになり、レートの急変にあうとロスカットされてしまいます。
➡試算はしっかり行いましょう
レンジ想定の誤り
トラリピなどのリピート売買はレンジ相場の通貨ペアで行うのが鉄則です。
新興国の通貨ペアでトラリピを行う場合は今までのレート常識が通用しなくなることを覚えておきましょう
とにもかくにもトラリピなどのリピート売買は想定したレンジを外れると資金の大半を失う投資モデルです。
レンジを想定する時は長期足のレートも良くみて、想定を広めにとりましょう。
ロスカットされないために大切なのは余裕

資金においても、レンジ想定においても、トラリピなどのリピート売買では余裕を持って行うべきです。
試算された額は最低限必要な資金なので、少なくともそれ以上の額で運用しましょう
レンジ想定は、元々想定したレンジよりさらに上、もしくは下を想定しておきましょう。
リピート売買は成功率が高く、利益率もよいのでついつい攻めがちになってしまいます。
ですが、1度でもロスカットしてしまうと、これまで稼いできた利益をすべて吹っ飛ばしてしまう可能性がとても高いのです。
リピート売買ではロスカットを起こさない
トラリピなどのリピート売買のルール② – 2つの大きな特徴

トラリピ などのリピート売買は2つの大きな特徴によって利益を出す投資モデルです。
特徴①-評価額は一定範囲内で上下する
トラリピなどのリピート売買は長期レンジを除いては「予想しない」FX運用です
レンジ内のどの範囲にレートが推移するか予想をしないということは、評価額が大きく上下すると言い換えることもできます。
でもレンジ想定さえ誤らなければ評価額は一定範囲内で上下します

めがねこのオージーキウイ(AUDNZD)の実績データをみてください
評価額の推移


評価額が一気に減ったり増えたりしている月がある!

ひと月で50万~100万も上下している月が何度もあるね
評価額は大きく上下していますが、運用期間が増えても評価額が右肩下がりに下がっていくということはありません。
ほとんどの期間で0円~-50万円の範囲に収まっており、大きく外れてしまってもまた元に戻ってきます。
特徴②-利益額はどんどん増える
リピート売買の2番目の特徴は、少しずつ、でも着実に決済益が増えていくことです。
週や月によって、利益の額は変わってきますが必ず確定利益は増えていきます。
つまり、トラリピなどのリピート売買は運用すればするほど確定利益が増えていくのです。

では評価額と同じオージーキウイの利益額の実績をどぞ
確定利益の推移

評価額のグラフとは違い確定利益は運用期間が増えるとどんどんと増えていきます。
まさに右肩上がりの典型のようなグラフになるのが確定利益の推移なのです。
このようにトラリピなどのリピート売買は運用し続ける限り、確実に利益が増えていきます。
視覚でわかるリピート売買が儲かる仕組み

評価額は上下するけど・・・

確定利益は増えていくから・・

両方を合わせた時価総額は上下しながら増えていく
トラリピなどのリピート売買は儲からないという人が多い理由

トラリピ
などのリピート売買は儲からないと言う人は上記の特徴をよくわかっていないからです。
儲からないという人は、評価額が下がり時価総額がマイナスになるだけで大慌てしてしまいます。
でも本当に慌てるべきなのは想定レンジを超えてしまう危険性がある時だけでいいのです

上のグラフはわたしの豪ドルNZドル(オージーキウイ)の収益です。
始めて1か月は2万近くもお金が増えてルンルンしていたものの、その後の時価総額はすべり台をすべり落ちるようにどんどん下がっていきました。
そして半年後には-14万円になってしまいます。

でも慌てなかったよ
なぜならレートは想定レンジ内だったので、いつかは利益が出ると固く信じていたからです。
するとどうでしょう?!
2020年の4月からは一気にプラス域に浮上しそれからは圧倒的なパワーで稼ぎ続けてくれています

いまでは稼ぎ頭に成長してくれました
トラリピなどのリピート売買の特徴を知ることが儲かるための第一歩

トラリピなどのリピート売買の特徴をまとめるとこうなります。
- 想定したレンジを外れると資金の大半を失う投資モデル
- 想定したレンジにいる限りは、評価額は一定の範囲内に収まる
- 対照的に利益は減ることはほとんどなく、着実に増えていく
評価額は一定の範囲内におさまり
利益は着実に増えていくので
利益が一定額以上になるまで運用すれば、その後は利益が積み重なっていく投資モデル
上記の事実はトラリピを行う上で必ず知っておくべきです。
言いかえるとトラリピは全ての運用資産を賭けて大きなレンジを想定するゲームです
その想定が合っている限りは、評価額はロスカットされない範囲で推移し、利益は確実に積み重なります。
多くの人が知らないのは、リピート売買では1か月で評価額が一気に悪化することもあり、それもレンジ内であれば想定内ということです。
前述したようにわたしがオージーキウイ(AUDNZD)という通貨ペアを運用した時の半年後の成績は-14万円でした。
儲からないと言う人はそこで運用をやめ、リピート売買の特性を知っていたわたしは問題なく運用を続けた。
そこが、儲かるか、儲からないかをわけたポイントだったのです。