コロナショックまでは安定して利益を出していたカナダドル円。
コロナショックでもカナダドル円は底固さを見せてくれました
カナダドル円の特徴
・豊富な資源があり国土も広い
・先進国で政治も経済も安定
・レートは10年以上安定
ブログ執筆時の2020年4月時点ではコロナショック中でも一定の強さを見せています。
コロナショック当初は10円以上レートを落とすなど、 さすがに米ドルやユーロ(そして円)と比べると弱さを見せました。
しかし豪ドル円などのオセアニア通貨やメキシコペソなどの新興国通貨と比べると、かなりレートが安定しており、通貨としての強さが再確認されました。
そして、多くの通貨ペアが史上最安値を更新してしまう中で、カナダドル円は未だに直近10年のレート範囲である72円~104円の間で推移しています。
カナダドル円手動リピートのおすすめ度は?
コロナショックで合計損益がマイナス域に落ちてしまったカナダドル円の手動リピートですが、総合的にみると、かなりおすすめの投資にかわりはありません。
1年半の運用で最も悪いときでも-16万円の安定度
わたしのカナダドル円のトラリピ運用で最も悪い成績だったのは4月4日の合計損益-157,530円です。
そして、最も良い成績だったのは2月14日の合計損益+101,392円となります。
歴史的なコロナショックを受けなお、合計損益が-16万円以下に収まるのは個人的にはとても安定度が高いと評価できます。
余談ですが、メキシコペソ円の手動リピートの方は当初の資金130万円でも足りず、コロナショックで60万円も追加資金をいれました。
そして一時は合計損益が-100万円を超えしてましました。
メキシコペソ円の運用は元々カナダドル円の2倍以上の規模で行っているので、まったくの同列には比べられませんが、カナダドル円が相当安定しているのは確かでしょう。
現在はやや低値圏
カナダドル円の手動リピートをおすすめするもうひとつの理由は、現在はやや低値圏にいるということです。
ここからレートが大きく下がる可能性が低いので含み損がふくらみにくいという利点があります。
ちなみにわたしが2018年秋にカナダドル円で手動リピートをはじめた時はレートは約86.5円でした。
2020年6月1日現在は約79.2円ですので、なんと7円もレートが低いことになります。
それでも、評価損が一定額に収まっているのは、かなりの安心感です。
コロナショックでカナダドル円を見直した人も多そう
未だに長期のレンジ内にいる安心感
個人的にはこれがいちばん大事だと考えています。
カナダドル円は長期レンジの範囲内のレートで推移しているので、今後も安値の72円から大きく下げる可能性は低めです。
これは投資をする上で大きな安心感、安定感につながります。
この点で大きく見劣りしてしまったのが、先ほども触れたメキシコペソ円です。
コロナショック前までは史上最安値が4.8円だったのに、コロナショックでは一時4.2円までさがりました。
これは多くの人の予想をはるかに超える下落だったので、ロスカットや損切りが多発しました。
カナダドル円ではそんな可能性も低いです。
カナダドル円手動リピートは安定してリターンが見込める
コロナショックでわたしのカナダドル円投資はマイナスに転じてしまいましたが、他の通貨ペアと比べると未だにかなり有望な通貨ペアだと考えています。
改めて安定度が確認されたカナダドル円はこれからFX投資をはじめる人にも、もっともおすすめできる通貨ペアの1つです。
カナダドル円におすすめ