LIGHT FX(ライトFX)はトレイダーズ証券が2018年の10月末にサービスを開始した新しいFX口座です。
トレイダーズ証券といえば元々みんなのFXで有名な会社。
LIGHT FX(ライトFX)は当初はみんなのFXと全く同じスペックの口座だと思われてきましたが、2020年に入って少しずつ違いを打ち出して来ました。
このページでは、実際にめがねこが使っていてわかったLIGHT FX(ライトFX)の特徴や他のFX口座との違いをまとめました。
LIGHT FXの基本情報
- 会社
-
トレイダーズ証券株式会社(TRADERS SECURITIES CO., LTD.)
- 取引通貨
-
29通貨ペア
- 取引単位
-
1,000通貨単位(0.1Lot)
- 取引上限
-
1取引:100Lot
建玉数量上限:5,000Lot(売り買いの合計)
建玉件数上限:500件(売り買いの合計) - 初回入金額
-
ダイレクト入金は5,000円から
- 入出金手数料
-
無料
- レバレッジ
-
25倍(取引金額の4%)
- ロスカット
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100%
- 両建ての証拠金
-
MAX方式(売り買いでロット数が多い方の証拠金)
- 注文種別
-
成行・ストリーミング・指値・逆指値・IFD・OCO・IFO・時間成行・一括決済
LIGHTFXは高い総合スペックを追い求める方にぴったりの口座だよ
LIGHT FXの口コミ
FX口座でLIGHT FXがおすすめと回答した方の口コミです。
スワップだけ決済出来るのが魅力。比較的高水準のスワップ。以前まではマイナススワップもプラスと同じだったが、今は少しズレがあるので残念ではある。スプレッドはかなり良い方かと。
自動売買なら使いやすいマネスクで手動なら全体的にバランスの良いトレイダーズ証券で
長期トレードにいる場合が多いのでスワップが未だに同額が嬉しいです!他のスプレッドも狭くなってきていますし!
【注】通貨ペアによっては同額ではありません
取引コストが低い(手数料なし、狭スプレッド)?マイナススワップが小さめ(プラススワップとほぼ均等)?窓開け時等に指値が利用者有利な方向にも滑ってくれる
LIGHT FX(ライトFX) 5つのメリット
- 1000通貨単位からの少額取引
- 業界最狭水準のスプレッド
- 最高峰のスワップポイント
- しられざる脅威の約定力
- LIGHT FXのスマホアプリは神
①1000通貨単位からの少額取引ができる
FX会社 | 取引単位 |
---|---|
SBI FXトレード | 1通貨 |
LIGHT FX | 1,000通貨 |
みんなのFX | 1,000通貨 |
セントラル短資FX | 1,000通貨 |
ヒロセ通商-LION FX | 1,000通貨 |
DMM FX | 10,000通貨 |
LINE FX | 10,000通貨 |
LIGHT FXは1,000通貨単位からの少額取引ができます。
SBI FXのように1通貨単位からの取引できませんが、それでもメキシコペソ円なら200円ほどの資金から取引できます。
②【安い!】業界最狭水準のスプレッド
FX会社 | 米ドル | 豪ドル円 | メキシコペソ円 | ユーロドル | 豪ドルNZドル |
---|---|---|---|---|---|
SBI FXトレード | 0.0~0.8銭 | 0.38~1.58銭 | 0.18~0.2銭 | 0.19~1.0pips | 1.89~5.10pips |
LINE FX | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.3銭 | 0.3pips | 取り扱いなし |
LIGHT FX | 0.2銭 | 0.6銭 | 0.3銭 | 0.3pips | 実質2.9pips |
みんなのFX | 0.2銭 | 0.6銭 | 0.3銭 | 0.3pips | 実質2.9pips |
セントラル短資FX | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.2銭 | 0.3pips | 1pip |
DMM FX | 0.2銭 | 0.7銭 | 0.2銭 | 0.4pips | 取り扱いなし |
LIGHT FX(ライトFX)では表を見ていただければおわかりのとおり、業界最狭水準のスプレッドが提供されています。
上記の通貨ペア以外にもLIGHT FX(ライトFX)ではスプレッドが他口座より際立ってひろい通貨ペアは1つもなく、総合的に狭いスプレッドが特徴です。
スプレッドは実質的には手数料と同じなのでお得な会社ということだね
さらに目に見えにくい要素としては、スプレッドの開きにくさがあります。
これは提示されている通常のスプレッドではなく、指標発表時や早朝などの非通常時のスプレッドがどれくらい開きやすいかです。
LIGHTFX(ライトFX)はこの点において、とてもスプレッドが開きにくいのが大きな特徴です。
日々のスプレッドはクローズ、オープンを足してほぼ1時間以内に通常スプレッドに戻ります。
相場が荒れたときでも、スプレッドが10pips以上開くことはほとんどなく非常に安定感のあるFX口座です。
③最高峰のスワップポイント
FX会社 | メキシコペソ円 | 南アフリカランド | トルコリラ |
---|---|---|---|
SBI FXトレード | 【買】5円 【売】-8円 | 【買】9円 【売】-12円 | 【買】43円 【売】-53円 |
LINE FX | 【買】7円 【売】-14円 | 【買】18円 【売】-25円 | 【買】45円 【売】-48円 |
LIGHT FX | 【買】7.1円 【売】-7.1円 | 【買】12.1円 【売】-12.1円 | 【買】45円 【売】-45円 |
みんなのFX | 【買】5.1円 【売】-5.1円 | 【買】10.1円 【売】-10.1円 | 【買】45円 【売】-45円 |
セントラル短資FX | 【買】6円 【売】-16円 | 【買】8円 【売】-12円 | 【買】10円 【売】-40円 |
DMM FX | 【買】5円 【売】-8円 | 【買】11円 【売】-14円 | 取り扱いなし |
LIGHT FX(ライトFX)はスワップポイントも最高峰です。
買いのスワップポイントが高いだけでなく、売りで発生することの多いマイナススワップが買いと同程度に低く抑えられているのが大きな特徴です。
売りでも取引を行う人にとってはLIGHT FX(ライトFX)が最有力のFX口座になるでしょう。
④知られざる脅威の約定力
LIGHT FX(ライトFX)の隠れた魅力は高い約定力です。
わたしはLIGHT FXをメイン口座の1つとしてひんぱんに利用していますが、成行で注文しても注文拒否されることがほとんどありません。
また、指値で決済注文をしたときもほとんど価格がズレて決済することはないのでスリッページもほとんど発生しません。
約定力についてはあまり正確に測る機会も少ないのですが長い目でみると大きな差に繋がります。
目に見えないスリッページにも手を抜かないところは好感が持てるね
⑤スマホアプリは神
LIGHT FX(ライトFX)のスマホアプリは使いやすいを超えて、つい起動してしまいたくなる魅力にあふれています。
基本的なテクニカルや描画機能を表示させることができるのはもちろんのこと、3つの魅力的な機能がつまっています。
1 通貨強弱
英語ではカレンシーストレングス(Currency Strength)といい、通貨の強弱がひとめでわかる機能です。
LIGHT FXで取り扱いのある通貨であれば、自分で通貨の入れ替えも可能です。
わたしはこれが楽しくて意味もないのについついアプリを見てしまいます。
2 ヒートマップ
通貨の強弱を色で表したものです。
米国株などでは有名な機能ですね。
FXではめずらしい機能ですが、これもLIGHT FX(ライトFX)のスマホアプリで見えちゃいます。
3 売買比率と価格分布
他の人がどのレートでどんなポジションを持っているのかが一覧できる機能です。
口座内の情報のみですが、売買比率や価格分布もトレードに大きく役に立ちます。
LIGHT FX(ライトFX) 3つのデメリット
- システムトレード(自動売買)には非対応
- 取引分析の情報やツールが少ない
- トレール注文ができない
システムトレード(自動売買)には非対応
おなじトレイダーズ証券のみんなのFXでは「みんなのシストレ」という名前でシステムトレード(自動売買)やバイナリーオプションに対応しています。
しかしLIGHT FX(ライトFX)では単純なFX口座のみしか利用できません。
取引分析の情報やツールが少ない
メリットでご紹介した通貨強弱やヒートマップは非常に目をひく魅力的なツールです。
でも、いざ本格的に自分の取引結果を分析しようとしたり、ボラティリティなどの過去のレート情報を参照しようとしたりしても、そういった機能はほとんどありません。
取引に特化した口座であり、LIGHT FX(ライトFX)の口座を使ってレート分析を行うのはほぼ不可能と言えるでしょう。
トレール注文ができない
おそらく、いちばん大きなデメリットはトレール注文ができないことではないでしょうか?
レートが一方的に動いたときにトレール注文で利益を最大化したい方は多いと思いますが、残念ながらLIGHT FX(ライトFX)ではトレール注文には対応していません。
めがねこは「トレールいらない派」だけど、トレールが好きな人はかなり多い
LIGHT FX(ライトFX)をおすすめしない方
- 高度なトレード情報をお求めの方
- みんなのFX口座をお持ちで口座を増やしたくない方
- ワンコインくらいの少額でFXをしたい方
- トレール注文が好きな方
高度なトレード情報をお求めの方
LIGHT FX(ライトFX)では基本的な経済指標やニュースなどは配信していますが、高度なトレード情報は提供していません。
また、セミナーなども一切行っておりませんので、トレード情報やノウハウをお求めの方には向いていません。
みんなのFX口座をお持ちで口座を増やしたくない方
LIGHT FX(ライトFX)の口座スペックは、ほぼみんなのFXと同じです(メキシコペソ円のスワップのみ差異を確認)
そして、みんなのFXではシストレができたり、セミナーが開催されたりとLIGHT FX(ライトFX)にくらべてより多くの機能を提供しています。
すでにみんなのFXで口座を持っていて、これ以上口座を増やしたくない方はあえてLIGHT FX(ライトFX)の口座を開設する必要はないかもしれません。
ただしキャンペーンは別々だから、うまく両口座をつかえばよいキャンペーンが選びやすくなる
ワンコインくらいの少額でFXをしたい方
LIGHT FX(ライトFX)は最低1,000通貨からの取引になっています。
いちばん安い通貨のメキシコペソ円を1000通貨取引するのに200円ほど必要です。
ワンコインから数千円程度までの運用を考えているのであればLIGHT FX(ライトFX)ではあまり選択肢がなくなってしまいます。
ワンコイン投資をお求めの方で、さらに本格的なFX口座を開設したいのであればSBIFXトレードをおすすめします。
トレール注文が好きな方
レートの変動に合わせて逆指値のレートを自動修正するトレール注文は、一方的なレート変動が起こったときには大きな威力を発揮します。
うまくいけば指定する予定だった指値よりよりレートで決済ができるので一部の方には絶大な人気がありますが、LIGHT FX(ライトFX)にはこの機能がありません。
トレール注文を行う予定の方はLIGHT FX(ライトFX)ではなくSBI FXトレードなどトレール注文に対応している口座をおすすめします。
LIGHT FX(ライトFX)がおすすめな方
- FX初心者や少資金でも高スペックを求める方
- 手動リピートを行う方
- お手軽FX分析が好きな方
①FX初心者や少資金でも高スペックを求める方
LIGHT FX(ライトFX)はスワップ、スプレッド、約定力(スリッページ)とどれをとっても非常に高いスペックを提供してくれています。
また前述したトレール注文をのぞき、どんな注文にも対応できます。
1,000通貨からの取引なので、初心者からプロまで、どんな方やどんな手法にもマッチした万能的なFX口座です。
とくに1つのFX口座でいろいろな取引を行いたい方にはうってつけです。
手動リピートを行う方
わたしは手動リピート口座としてこのLIGHT FX(ライトFX)をメイン口座の1つとして使っています。
スプレッドの狭さ、スワップの高待遇、特に売りのときのスワップは手動リピートの運用をおおいに助けてくれます。
トラリピと同じことをLIGHT FXで手動リピートすると利益がブーストするよ
お手軽FX分析が好きな方
LIGHT FX(ライトFX)には本格的なFX分析ツールはありません。
その代わり、ひと目で通貨の強弱がわかるカレンシーストレングス(通貨強弱)やヒートマップをスマホアプリに装備しています。
カレンシーストレングスはOANDA JAPANなどのFX分析に定評のある口座でしか提供されていない、FXトレーダーには待望の機能なので、このためだけに口座開設をするのもアリです。
LIGHT FX(ライトFX) の口座開設はネットがあれば簡単
- 公式サイトから申し込み
- 本人確認書類とマイナンバーカードの提出
- IDとパスワードが手元に届いたら完了
公式サイトから申し込みをしよう
LIGHT FX(ライトFX) の公式サイトで口座開設をクリックします。
重要事項の確認をしてから、住所、氏名などの情報を入力して申し込みを完了します。
本人確認書類とマイナンバーカードの提出
LIGHT FX(ライトFX) の口座開設に必要なのは本人確認書類とマイナンバーカードの2点です。
ネットでアップロードできるので簡単に提出ができます。
マイナンバーカードは通知カードでも大丈夫です
IDとパスワードが手元に届いたら完了
審査を経て、IDとパスワードが郵送されてきます。
審査について注意点が1点、当然ですが本人情報は正しい情報を書きましょう。
収入額なども聞かれますが、アルバイトや専業主婦だからと言って事実と違う記述をすると審査に通らない可能性があります。
逆に運用額については、今後の予定なので現実的な金額であれば大丈夫です。
【まとめ】万能口座なのでいろいろなFX取引を模索している人は持っておくべき
LIGHT FX(ライトFX)は控え目に言ってすばらしいFX口座です。
表面上のスペックでも1,2を争いますが、実際につかってもみると「スプレッドが開きにくい」「アプリが使いやすい」などさらに良さに気づきます。
LIGHT FX(ライトFX)にはシストレやバイナリーオプションがないなど、通常のFX取引以外ではできることはありません。
特定の取引スタイルや取引方法を確定している方は、その取引に合った特徴的なFX口座を模索してもよいでしょう。
まだ、FXの取引方法を模索している方や普通の取引を行いたい方にとってはLIGHT FXはもっておくべき口座と言っても過言ではないでしょう。
特にマイナススワップの取引を多くする人にとっては、いまのところ日本国内でこれ以上条件の良い口座はまずみつかりません。
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