じつはNZDUSDもけっこうトラリピ向きらしいよ
にゃんだって~ノーマークだった
NZDUSD(NZドル米ドル)はトラリピの通貨ペアとしてはマイナーです。
本家マネースクエアのトラリピでも取り扱いがありますが、外貨同士のペアということもあり運用している人があまり多くないイメージです。
でも、調べてみたらとってもトラリピ向きの通貨ペアだったのです!
NZドル米ドル(NZDUSD)のテスト結果
今回はトラップ幅によって結果に大きな差がでませんでしたので、それぞれのトラップ幅のベストの設定を発表します。
トラップ幅25pips
レート | 買/売 | 本数 | 決済幅 |
---|---|---|---|
0.55-0.6775 | 買 | 52 | 140pips |
0.68-0.8 | 売 | 49 | 140pips |
トラップ幅50pips
レート | 買/売 | 本数 | 決済幅 |
---|---|---|---|
0.55-0.675 | 買 | 26 | 110pips |
0.68-0.8 | 売 | 25 | 110pips |
トラップ幅100pips
レート | 買/売 | 本数 | 決済幅 |
---|---|---|---|
0.55-0.67 | 買 | 13 | 110pips |
0.68-0.8 | 売 | 13 | 110pips |
NZDUSD(NZドル米ドル)のテスト環境
いつものようにエクセルだけでテストが完了するアビさん(@chan_abi_blog)のバックテストツールを愛用しています。
直感的で非常に使いやすいバックテストツールです。
完全無料でお使いいたただけます。
バックテストの設定
2015年6月~2020年5月までの1時間足のデータを使って5年間のバックテストを行います。
同じ資金で運用ができるように調整しつつ、いくつかのトラップ幅、決済幅で最適な設定を探し出します。
今回はすべての設定で0.55~0.68未満は買、0.68~0.8の範囲は売としました。
NZドル米ドル(NZDUSD)のバックテスト結果【トラップ幅25pips】
1回の取引を1000通貨に設定してバックテストしました。
どのテスト結果をみても必要資金は501,336円でした。
結果で出た利益額をグラフにしました。
利益額が最大になったのは140pipsの利益幅のときでした。
年利に換算すると22.5%のすばらしい利益率です。
NZドル米ドル(NZDUSD)のバックテスト結果【トラップ幅50pips】
すべてのバックテストの資金額を同等にするために、1回の取引を2000通貨に設定しました。
必要資金は493,983円でした。
利益額をグラフにしたものがこちらです。
もっとも利益が出たのは利益幅110pipsのときでした。
年利に換算すると22.25%になりました。
NZドル米ドル(NZDUSD)のバックテスト結果【トラップ幅100pips】
すべてのバックテストの資金額を同等にするために、100pipsのトラップ幅では1回の取引を4000通貨に設定しました。
必要資金は47,9276円でした。
利益額のグラフです。
もっとも利益が出たのは利益幅110pipsのときでした。
年利に換算すると21.61%なので、ほかのトラップ幅よりは少しだけ利益率が低いようです。
バックテスト結果の注意点
バックテスト結果には仕様上、スプレッドやスワップの数値は含まれていません。
とくにスプレッドは確実に利益率を押し下げる原因なので、実際の利益率は1~3%ほど低くなると考えられます。
NZDUSDはスワップ額が変動しやすい通貨ペアです。
近日は売りも買いもスワップ額が低く設定されていますが、コロナ前は買いのマイナススワップの影響が大きく運用をやめた方もけっこういたので注意が必要です。
NZドル米ドル(NZDUSD)のトラリピ利益率は単体でも優秀
NZドル米ドル(NZDUSD)は利益率が20%を超える、非常にトラリピ向きの通貨ペアだということがわかりました。
ちなみにトラリピ向きと呼ばれているカナダドル円の利益率は18.74%でした。
NZDUSDがどれほど優秀だかおわかりですね。
さらに!
このNZDUSDを他の通貨ペアと組み合わせて利益率を最大化する試みを行っています。
名付けて「トラリピ10万円チャレンジ」期待しててね♪