スーパーサブ【ユーロ円売】の複数通貨トラリピでリスクヘッジ

言いたいことはタイトルで言ってしまいました(笑) 

手動トラリピをする時に1つよりは2つ、3つのように複数通貨ペアを運用したほうがリスクヘッジになりますが、そこにユーロ円売を入れるとグッと安定するのでお勧めですよという記事です。

つまり、「ユーロ円売」は手動トラリピをする1つ目の通貨ペアとしては特別お勧めはしませんが、2つ目、3つ目の通貨ペアとしては素晴らしい能力を発揮してくれる、正にスーパーサブのような通貨ペアなんです。

目次

クロス円の複数通貨ペア運用はほとんど意味なし

日本人なら、そして初心者ならなおさら、クロス円でのトラリピをしている(もしくは検討している)と思います。

ですからここではクロス円、例えばドル円の買を手動トラリピですでに運用したと仮定して話をすすめます。


ドル円を運用していて、もし他の通貨を運用しようと思ったら、あなたならどんな通貨を選びますか?豪ドル円? それとも南アフリカランド円? はたまたカナダドル円?

できればやめたほうがいいです。

なぜなら円安になれば、上記すべてのレートは上がり、円高になれば上記すべてのレートは下がる可能性がとても高いので分散するメリットが低いからです。

過去200営業日のクロス円相関係数
過去200営業日の相関係数

上の表はそれぞれの通貨ペアの相関係数を表したものです。

0.7以上だと正の相関がある (レートが同じように動きやすい) と言われています。CHF(スイスフラン)とTRY(トルコリラ)が絡むとやや相関係数は下がる傾向はありますが、それ以外だとクロス円同士の通貨ペアは、ほとんどが0.7以上の相関係数があります。

つまり、これらの通貨ペアを複数持っていても、すべてが同じ方向に動きやすいので1つの通貨ペアに集約したときとあまり差がでないのです。

元々、複数通貨ペアを運用する目的は、レートが違う方向に動いてもらうためなので、通貨ペアのバランスを考えるとクロス円の通貨を追加するのはあまり意味をなさなくなります

クロス円を売りで持てば良いリスクヘッジになる

でも、クロス円以外はなじみのない通貨なので、手を出しにくいと考えている方も多いのではないのでしょうか。 

たしかにメジャーな通貨でないと、どんな動きをするかよくわからないので手が出しにくいですよね。

それならいっそ、クロス円を売で手動トラリピすれば良いのです。

このブログを書いている2019年10月現在、ドル円は過去のレートと比べて中位くらいに居ますが、他の豪ドル円、カナダドル円などは安値圏にいますので、ほとんどの方は「買」でトラリピを行っていると思います。

そこで「買」の逆の「売」で行うトラリピを1つ追加すれば、他の通貨と逆の動きをしてくれるので良いリスクヘッジになります

ユーロ円売を選ぶ理由

そこでお勧めするのがユーロ円の売トラリピです。 これには3つの理由があります。

①ユーロ円はそこまで安値圏にいない

理想的なトラリピは安値圏で買いを仕掛け、高値圏で売りを仕掛けることです。
現在ユーロ円は安値圏でも高値圏でもない真ん中くらいのレートになっているので、売りで仕掛けても問題はないと判断します。

②相関性が高い

ユーロ円は他のクロス円の通貨ペアに対して相関性が高いです。TRYJPY(トルコリラ円)を除けば、すべて0.8以上の相関係数です。 このことから売を仕掛ければ他の通貨と逆に動く可能性が高いです。 

③売でもスワップがプラス

ユーロの金利は現在とても低く設定されており、マイナス金利の日本よりもさらに低いです。 

このことから、メジャーな通貨ではユーロ円だけ売でポジションを保有してもプラススワップをもらえます(FX業者による)

上記の3つの理由から売でトラリピをするならユーロ円が最適だと考えます。 

尚、ポンド円も②の条件は満たしていますが、①と③の条件はあまりよくないと考えられるので除外したほうが良いでしょう。 

簡単なのにリスクヘッジ効果が高いユーロ円(売)手動トラリピ

ユーロ円売手動トラリピの良いところは、他のクロス円買の通貨ペアと組み合わせて複数通貨で運用すると、ほとんどすべての通貨でリスクヘッジ効果が期待できることです。

普通のリスクヘッジの手順でいくと、まず自分の運用している通貨ペアと他の通貨ペアの相関係数を調べて、逆相関関係があるものを探してリスクヘッジをしなければなりません。

しかしユーロ円売でしたら、あまり難しく考えなくてもとりあえず日本のFX業者が扱っているメジャーな通貨ペアであれば(トルコリラ円は除く)、レートが逆に動くことが期待できるので、お手軽にリスクヘッジができます。

スーパーサブ、ユーロ円売で評価損は安定しやすい

結論ですが、複数通貨を運用するということは、もうその時点でほとんどの人はリスクヘッジを意識しているはずなのです。 

なぜならリスクヘッジを意識していないなら、「これだ!」と思った通貨ペアを1つだけ選んだほうが利益は上がる可能性は高いのですから。

あえて複数の通貨を選ぶのでしたら、他のクロス円の手動トラリピが評価損を増やす局面でも、逆に利確が狙えるユーロ円売は、追加するにはとても良い通貨なのです。

さらには、ユーロ円は現在売でもスワップがもらえるところもあるので、マイナススワップを気にする必要すらないという利点もあります。

さらにさらに、現在のレートは大体中位くらいに位置しているので売で持っていても、長い目で見ればポジションを回収できる可能性が高い位置です。

ユーロ円売は、クロス円の手動トラリピで複数通貨ペアを運用する場合は。採用しない理由はないといえるほど、良い通貨ペアなのです。

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LINE証券

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