FXの自動売買とは?種類やデメリットも詳しく解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
PVアクセスランキング にほんブログ村

FXの自動売買って聞いたことがあるけど、どんなものなんだろう?

そう思ったことはありませんか?

FXってちょっとキケンな感じする

自動売買もちょっとキケンな響き

そんな方のために、FXの自動売買について細かく解説していきます。

目次

FXの自動売買とはコンピュータープログラムで取引を自動化すること

FXの自動売買とはコンピュータープログラムでFX取引を自動化することです。

ちゃっぴ
ちゃっぴ

あまりにも月並みな説明(笑)

自動化するにあたり、なんらかの取引ルールが必要になってきます。

その取引ルールや、実際のやり方によって、FXの自動売買はいくつかの種類に分けることができます。

FX自動売買の取引ルールよって大きく3種類にわけられる

FXの自動売買は運用する取引ルールによって大きく3種類にわけられます。

FX自動売買の種類
  1. システムトレード
  2. コピートレード
  3. AIトレード

システムトレード

あらかじめ設定されたトレードルールに基づいて自動的にトレードを行う方法がシステムトレードです。

【システムトレード】あらかじめ設定されたトレードルールに基づいて行う自動売買

テクニカル指標や価格パターンなどの条件を設定し、それに基づいてトレードを実行します。

リピート系自動売買

システムトレードの中で最も有名なのはトラリピ をはじめとしたリピート系自動売買です。

リピート系自動売買では、あらかじめ決められた間隔ごとの価格で自動売買を行います

かなり有名な存在なので、FX自動売買=リピート系自動売買を連想する方も多いほどです。

QUOREAおよびMT4を使った自動売買

実は、システムトレードと名のつく自動売買はとても多いですが、本当の意味でシステムトレードに近いのはQUOREAです。

QUOREAではロボットと呼ばれる売買アルゴリズムをテクニカル指標を元に作成し、FXの自動売買を稼働します。

また本格的なシステムトレードは、MT4を使った自動売買にて行うことができます。

ちゃっぴ
ちゃっぴ

MT4の自動売買についてはあとで詳しく説明します

コピートレード

コピートレードとは、他のトレーダーの取引を自動的にまねる方法です。

【コピートレード】他のトレーダーの取引をコピーする自動売買

主にFX証券会社が提供するプラットフォームなどを通して、他のトレーダーが実行した取引を自動でコピーします。

コピートレードは、トレーダーやストラテジー(戦略)を選択するだけで実行できるため、FXの知識が少なくても参加できる利点があります。

AIトレード

AIトレードは経済ニュースや数学的なアルゴリズムなどを使用してAIが投資判断を行うトレードです。

【AIトレード】情報をAIが判断して取引する自動売買

AIトレードは、ここ数年で発展してきたFX自動売買です。

AIは大量のデータを分析し、パターンや傾向を見つけることが得意なので大きな期待が持たれています。

ただし、AIが判断をするということは、どのように取引判断を行っているか外部からは全くわからないということでもあります。

このブラックボックス化により、一部のトレーダーはAIトレードについて懐疑的です。

FX自動売買の3大メリット

FXの自動売買には大きく3つのメリットがあります。

FX自動売買のメリット
  1. メンタルに左右されない取引
  2. バックテストで最適化された戦略が使える
  3. 24時間体制で取引チャンスを逃さない

メンタルに左右されない取引

投資においてメンタルはとても大切な要素です。

FXや株取引などの投資で大失敗する人のほとんどは、パニック売りなどのメンタル的焦りから来ていると言っても言い過ぎではありません。

FXの自動売買はシステムが勝手にトレードを行うのでメンタルが介在せず、一貫した取引ができることが大きなメリットです。

バックテストで最適化された戦略が使える

FXの自動売買を行う前には、ほとんどと言ってもいいほど、バックテストによるシュミレーションを行います。

FXの自動売買では、何度もテストすることで最適化された戦略を効率的に使うことができるメリットがあります。

24時間体制で取引チャンスを逃さない

FXは週末を除き、ほぼ24時間取引が行われています。

ですから、大きな機会が訪れても、それが真夜中だったので取引チャンスを逃してしまったなんてことが往々にして起こります。

でもFX自動売買なら24時間常に取引を自動で行うので、取引チャンスを逃すということがありません。

FX自動売買の4つのデメリット

FXの自動売買には主に4つのデメリットがあります。

FX自動売買のデメリット
  1. 過度な最適化はパフォーマンスの低下に繋がる
  2. FX取引スキルが低いままレベルアップしない
  3. 相場の大変動に対応できない可能性が高い
  4. 自動売買はコストがかかる

過度な最適化はパフォーマンスの低下に繋がる

自動売買の取引ルールを設定する際は過去のデータに戻づいて最適化を行うことがあります。

この最適化が過ぎてしまうと、カーブフィッティングと呼ばれる状態になってしまい将来のパフォーマンスが低下してしまう場合があります。

FX取引スキルが低いままレベルアップしない

FXの自動売買に過度に依存してしまうと、FX取引のスキルを欠いたままずっとFX取引を続ける危険性があります。

いざ自動売買がうまく行かなくなった際に、相場やFX取引に関する知識が乏しいままだと、自分のスキルではどうしようもない状況に陥ってしまいます。

相場の大変動に対応できない可能性が高い

FXの自動売買は過去のパターンに依存する傾向が高い取引方法です。

よって天変地異や歴史的な大ニュースによって相場が激変する状況が苦手です。

機械的な取引を行うため、どうしても柔軟な判断力に欠けてしまいます。

FX自動売買はコストがかかる

FXの自動売買では一般のFX取引に比べるとどうしても多くのコストがかかります。

FX証券会社などが提供しているFX自動売買の一部では取引コストが上乗せされてます。

表面的に取引コストが上乗せされていないサービスについても、スプレッドやスワップの名目で一般的なFX口座より明らかに悪い条件での取引となります

自前で取引環境を構築するMT4を使った自動売買でも、サーバーを借りるか自前のパソコンを24時間稼働するかのどちらかが必要です。

どちらにしろ、自動売買を行うには一般のFX取引プラスアルファのコストがかかってきます。

FXの自動売買を行う2つの方法

ここまで何度か触れてきましたが、FXの自動売買を行うには主に2つの方法があります。

FX自動売買を行う2つの方法
  1. FX証券会社などが提供するサービスを利用する
  2. 自前でシステムを構築する

FX証券会社などが提供するサービスを利用する

もっとも手軽なのはFX証券会社などが提供するサービスを利用することです。

口座を開設したのちサービスを選択するだけなので、とてもとっつきやすく初心者でも始められるのが特徴です。

代表的なサービス

自前で自動売買システムを構築する

FX証券会社の口座と自分の自動売買システムを繋げることで自分でFXの自動売買のシステムを構築することもできます。

そのためにはMT4(またはMT5)に対応したFX口座が必要になります。

このMT4にEAと呼ばれる自動売買プログラムを読み込むことで、自動売買が可能になります。

MT4とEAを24時間動かす必要があるので自身のパソコンもしくは契約したサーバーを24時間インターネットに接続しておく必要があります。

まずはFXの自動売買の種類を把握するところからはじめよう

一言でFXの自動売買と言っても、いろいろな種類があります。

主にシステムトレード、コピートレード、AIトレードとFX自動売買は大きく3種類にわけることができます

システムトレードでも、リピート系自動売買やテクニカル指標をベースにしたシステムトレードの2つに大別されます。

さらには、自動売買を行う際には既存のサービスを利用する方法と、自分でMT4(MT5)を使ってシステムを構築する2つのやり方があるのです。

FXの自動売買はとても便利で簡単に利益を出せることがある反面、大きなデメリットもあります。

基本的なFXトレードのことすら知らない人がFX自動売買を始めると、いざ失敗した時になにも対処できないリスクがあります。

FXの自動売買はとても便利ですが、ラクだからといって無知のままサービスに乗っかってしまうとキケンです

自動でもFX取引であることには変わりないので、自分でしっかりと知識とスキルをつけた上で挑みましょう。


投資するペンギンさんに作っていただきました♪
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よいと思ったら広めてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次