FXの通貨ペアっていっぱいありすぎてどれを選べばいいか迷っちゃう
そんな疑問にお答えします。
FXではたくさんの通貨ペアが取引できるので絞るのが難しいです。
どの通貨ペアからはじめるか迷った時はまずは下の3つから1つ選んでみましょう。
- ドル円(USDJPY)
- メキシコペソ円(MXNJPY)
- オーストラリアドル円(AUDJPY)
ドル円(USDJPY)はわかりやすく最も有利な通貨ペア
基本的にFXの取引において著しく勝ちやすい通貨ペア、負けやすい通貨ペアというのは存在しません。
その中でもアメリカドル円(USDJPY)はさまざまな面で他の通貨ペアより利点があります。
クロス円なのでわかりやすい
このアメリカドル円だけではありませんが、こんかい紹介するのはクロス円の通貨ペアです。
クロス円とは、他の通貨と日本円とペアのことを言います。
クロス円の通貨ペアは直感的にレートの価値がわかりやすいというメリットがあります。
例えば、ユーロとドルの通貨ペアなどだと慣れるまで価値が全く想像できないという欠点があります。
そのため注文を誤って損をすることも多いです。
クロス円の通貨ペアではその可能性がぐっと低くなります。
ドル円は最も安定した通貨ペアのひとつ
ドル円は世界で最も取引が行われている通貨ペアの1つです。
ユーロ/ドルに続いて世界第2位の取引量があります。
このため価格が安定しやすいというメリットがあります。
他の通貨ペアでは取引が緩慢(または多すぎる)になると売りと買いの値段が大きく開いてしまうタイミングがあります。
ドル円でもたまには同じことが起こりますが、値段の開きは他の通貨ペアと比べて小さいです。
ドル円はいちばん有利に取引できる
ドル円は日本でFX口座を開設しているのであれば、いちばん有利な条件で取引できる通貨ペアです。
なぜなら、売りと買いの価格差であるスプレッドがいちばん狭いからです。
価格差が少ないということはつまり手数料が少ないのと同じです。
ドル円では100円でドルを買っても、その瞬間であれば99.998~99.999円で売ることができます。
このスプレッドの狭さというのは、FXの勝敗に影響する数少ない要素の1つです。
スプレッドにおいていちばん有利なのがアメリカドル円なのです。
メキシコペソ円は高金利が魅力
次におすすめなのはメキシコペソ円です。
メキシコペソ円のスプレッドも有利
メキシコペソ円は日本のFX会社が非常に力を入れている通貨ペアです。
このため、マイナーな通貨ペアにも関わらずスプレッドがとても狭いです。
多くのFX会社では5円でメキシコペソ円を買うタイミングだと4.997円でメキシコペソ円を売ることができます。
このスプレッド(手数料)は先ほど紹介したアメリカドル/円とさほどかわらない水準なのです。
メキシコペソ円は安い
メキシコペソ円は単価が安いです。
現在のレートは5.4円ほどとアメリカドル円の1/20ほどです。
FXでは証拠金取引といって、自分が持っているお金の25倍くらいの取引ができる口座がほとんどです。
このため初心者は自分が取引をしている為替の価値がわからなくなり破産してしまうことも多いです。
でも、メキシコペソ円であれば実際のレートを見て自分で計算しやすく、かつ通貨の価値が低いので、大きな損失を出す可能性が減ります。
メキシコペソ円は高金利
初心者がFXで利益を出すのはとても難しいです。
それでもレートが安くて高金利のメキシコペソ円であれば、保有し続けて金利の恩恵を受けられるというメリットがあります。
現在のメキシコペソ円の政策金利は4.75%(2021年10月10日現在)です。
日本の定期預金とはくらべものにならないほどのスワップ(利子)を受け取ることができます。
オーストラリアドル円は価格が安定
最後におすすめするのはオーストラリアドル円(AUDJPY)です。
オーストラリアドル円はレンジ相場
さきほどのメキシコペソ円はとても魅力的な通貨ペアですが1点問題があります。
それはメキシコペソ円の価値が長期にわたって右肩下がりということです。
この点、オーストラリアドル円はレートが上がったり下がったりするレンジ相場を維持しているので安心して取引できます。
アメリカドル円もレンジ相場の通貨ペアです。
オーストラリアドル円はアメリカドル円よりもレートが安い
さらにオーストラリアドル円は価格が安定していてアメリカドル円よりレートが安いです。
こにより大きな損失を出す可能性が減り安定した取引が可能です。
通貨ペアを絞るなら有利なペアを選ぼう
残念ながらFXにおいて明らかに勝ちやすい通貨ペアというものは存在しません。
でも少しでも有利な通貨ペアを絞るのであれば、クロス円のアメリカドル円、メキシコペソ円、オーストラリアドル円をおすすめします。
この3つから1つを選んで取引していくとFXのことがいろいろとわかってきます。
そして慣れてきたら他の通貨ペアでの取引に挑戦してみると良いでしょう。
なお、このブログでは一般的FX取引について書きました。
わたしがメインで行っている手動リピートにおいてはおすすめ通貨ペアが全く変わってきます。