2022年4月現在、取引しているスイスフラン円の評価額は-60万円を超えています‼
本ブログの想定レートを大きく超えてしまっていますのでご注意ください
夢の裁量トレードをトラリピ風で
FXの裁量トレードで勝ち続けるのはひとつの夢ではないでしょうか?
ふだんは手動リピートで利益をあげているめがねこも、実は裁量トレードで利益を出すことを夢みています。
なぜなら、裁量トレードとトラリピでは利益率が段違いだからです
たくさんの資金と長い年月が必要なトラリピと、短期で利益が出る裁量トレード
できることなら裁量トレードで利益を出したいのは当然です。
でも裁量トレードで勝つのはむずかしい
そう裁量トレードはむずかしいのです。
チャートを読み、適切なタイミングでトレードするのは並大抵の知識や訓練では習得できません。
だからスゴ腕トレーダーは羨望のまなざしで見られているんだね
それなら、裁量トレードにトラリピの知識を活かしてみてはどうでしょう?
一攫千金はできないかもしれませんが、うまくいけばトラリピよりは少ない資金で効率よく利益を出すことができます。
トラリピの知識を裁量トレードに活かすとはどういうこと?
レンジの高値、または安値の時だけ取引すること
くわしく説明していきますね。
下のユーロドル(EURUSD)の5年チャートをみてください。
この5年をみると大体レートが1.05~1.25までのレンジだとわかりますね。
これを参考にしてレートがチャンスのときだけ仕掛けるのです。
具体的には、めがねこはレートが1.18を超えたら売りでポジションを持つようにしています。
このようにトラリピを行うために取得した通貨ペアのレンジ情報を活かして、チャンスの時だけ取引するのがトラリピの知識を活かした裁量トレードです。
トラリピの知識をさらに裁量トレードに活かす
トラリピの知識を活かして取引をするタイミングはわかりましたか?
この裁量トレードにはさらにトラリピの知識を活かすコツがあります。
少なめポジションを持ちレートが逆行したらナンピンする
チャンスゾーンのレートでポジションを持ったからといって必ず利益が出るとは限りません。
トラリピ風裁量トレードのもう1つの特徴は1回のポジションは少なめに保有することです
そして、そのポジションの含み損が増えてきてしまったらナンピン(さらにポジションを増やす)をします。
そう、まさにトラリピのような運用を行うわけです。
具体的なトラリピ風裁量トレードの実績
ここで具体的な実績をご紹介します。
めがねこは9月下旬から、3つの通貨ペアでこのトラリピ風裁量トレードを行っています。
ユーロドル(EURUSD)
解説でもお伝えしたユーロドル(EURUSD)、レートが1.180以上になったら売りでポジションを持つようにしています。
そして、現在までの結果がこちらです。
トラリピのように確実に順調に利益が積み重なっています。
このブログを書いている2020年10月30日にはレートが1.168まで下がったのでトレードは休止しています。
ポンド円(GBPJPY)
じつはこのトラリピ的裁量トレードはポンド円からはじめました!
ポンド円は138円以下になったら買いでトレードしていますが、はじめてのトラリピ的裁量トレードだったこともあり、やや見通しが甘いかもしれません。
それでも現在までかなりの利益がでています。
ユーロポンド(EURGBP)
ユーロポンド(EURGBP)はレートが0.900以上の時に売りでトレードしています。
いままでの成績はこのようになっています。
トラリピ風裁量トレード実績の検証
それぞれの利益額や運用効率などを検証していきます。
ユーロドル(EURUSD)
総利益 | +6,503円 |
決済回数 | 5回 |
1回の平均ポジション数 | 2800通貨 |
現在の評価損益 | 0円(ポジションなし) |
現在はレート下抜けしているのでポジションは保有していません。
1か月半で含み損がふくらむことに備えても資金は5万円くらいで充分でした。
ポンド円(GBPJPY)
総利益 | +26,419円 |
決済回数 | 15回 |
1回の平均ポジション数 | 4867通貨 |
現在の評価損益 | -13,000円(1万通貨) |
最高時でポジションを1.5万通貨保有していたので資金は余裕を見るなら15万円ほどは必要でしょう。
さらに現在はかなり含み損があります。
ユーロポンド(EURGBP)
総利益 | +22,779円 |
決済回数 | 15回 |
1回の平均ポジション数 | 2533通貨 |
現在の評価損益 | -222円(2000通貨) |
稼ぎ頭ですね。
1か月半で利益は2万円を超えました。
さらに、最大でも7000通貨ほどしか保有しなかったので、かなり余裕を見ても10万円の資金があれば充分にトレードできていました。
総合分析
期間 | 1か月半 |
必要資金 | 30万円 |
総利益 | +55,701円 |
現在の評価損益 | -13,222円 |
上が総合的な結果です。
必要資金は大きく評価額がさがり合計3回ほどナンピンしてポジションを持った場合を想定しているので、実際に必要だった金額は合計10万円ほどしかありません。
たった1か月半でこれほどまでの利益が出て、さらに含み損も少ないです。
いまのところはトラリピ的裁量トレードは非常に効果的だという検証の経過です。
トラリピの知識を武器にさらなる高みへ
トラリピ風裁量トレードはトラリピと裁量トレードのいいとこどりの戦略です。
裁量トレードほど一気には稼げませんが、トラリピほど資金はいりません。
さらにトラリピほどは含み損もふくらまないと考えられるので、長期にトレードに拘束される資金も少なくすみそうです。
ここまではトラリピをはるかにしのぐ結果が出ているトラリピ風裁量トレード
今後もさらにトレードを行い結果を検証していきます。
反響が大きかったので具体的なトレード方法と最新実績のブログも書きました