手動リピートをはじめてすぐにコロナショックに見舞われてしまった人民元円の手動リピート
その頃は含み損がツラくて運用をやめてしまおうかと何度も頭をよぎった通貨ペアでしたが・・・
どうしてどうして
よくよく検証してみると、実はコロナショックの時も人民元円のレートは他の通貨ペアよりは安定していたのです!
さらに最近ではレートがどんどんあがり、差益とスワップ益でウハウハ状態
まさに、人民元円は手動リピートの出世頭やぁ~
そんなにすごいの?
そんな人民元円ですがレートがどんどんあがりとうとうレンジを上抜けしてしまいました。
このまま設定を残していつでも稼働させられるようにするかどうか迷ったのですが、人民元に関しては一旦トラリピを停止することに決めたのです
理由は後述します
人民元円の手動リピート【第一期】確定利益 +206,959円
2021年5月27日に最後のポジションが決済されました。
これまでの運用は18か月、合計利益は+206,959円でした。
この中には先リピで得た利益も含まれています。
カナダドル円に続いて2人目の卒業生です
手動リピートなので確実に利益が増加していたことがグラフをみるとわかります。
レートはあまり大きく上下しないので、連続して利益が確定することは少なめでした。
そのかわりどんどんスワップ益がたまるので、一回の利確額は結構多かったです。
人民元円で手動リピートやってよかった~
人民元手動リピートの推移と純利益
利益と評価額のバランスはこのようになりました。
2020年9月度に純利益がプラスになってから成績はうなぎ登り、そして最後はすべてのポジションが決済されたので評価額が0円になってのフィニッシュです。
この人民元円の運用はまさにトラリピの典型的な形になりました。
順調なトラリピは、はじめの半年くらいまでは純利益がマイナスですが、そこからはどんどん純利益が増えていきます。
手動リピート人民元円【第一期】の運用の軌跡
中国発祥のコロナショックにより、1番先にレート急落のあおりを受ける。
運用をはじめてすぐの急落なので人民元円トラリピの有効性に疑問を覚える
はじめて純利益(確定利益から評価額を差し引いたもの)がプラスになる。
この時はじめて冷静に人民元円の値動きを分析し、実は運用している通貨ペアの中ではコロナショックでのレート下落率がいちばん低いことが判明する
人民元円の手動リピートの有望性が確認できたので、LIGHTFXめがねこ(トラリピ10万円チャレンジ)をブログにて発表
手動リピートの設定変更を行い、人民元円の運用を拡大
資金を40万円から80万円へ増やした。
なお、こちらの効果はほとんどみられず、実際も追加した資金はほとんど使われることがなかった。
最後のポジションが決済され、手動リピート人民元円の第一期運用が終了。
手動リピート人民元円【第一期】の運用成績データ
運用期間 | 18か月 |
最終利益 | +206,959円 |
資金
必要資金として準備した額 80万円(利益0でレートが14円まで耐えられる額)
本当に必要だった資金 約30万円(運用中の最大下落時に必要だった資金)
運用設定
14円~15.9円まで:0.05円トラップ、0.1円決済
16円~17円まで:0.1円トラップ、0.2円決済
利益率
平均資金に対する利益率 37.25%
年利回り 24.83%
これまでの最大含み損
2020年1月末に記録した-236,520円
たられば情報
個人的にはあまりこういうことをするのは好きではないのですが、他サイトではよくやっている方法で運用成績を再計算してみます。
今回の手動リピート人民元円の運用で、実際に必要だった資金は2020年1月末の大暴落にも耐えられる資金30万円ほどでした。
そしてこの時すでに3万円ほど利益が積み重なっていたので、実際に必要だった元入れ金は27万円ということになります。
これをベースに利益を計算すると、総合の利益率は76.65%
年利に換算すると51.10%となりました。
資金27万円で大丈夫っていうのは終わった後になってわかる情報だから、本当はあまり意味ないよね
こういう書き方をすると、すごく成績がいいように見えるね
人民元円は手動リピートならではの有望通貨ペア
おおきなレートの変動がなく、さらにスワップも高い人民元円の手動リピートでめがねこは好成績を出し第一期の運用を終えることができました。
今回、運用を一旦終了したのは2つの理由があります。
①レートが上抜けしてしまったのでしばらくはトラップを仕掛けているレンジに戻ってこないと考えたから
②先リピの効果とスワップ額を比較した場合、先リピの効果が勝ると判断したから
①については説明の必要もないでしょう。
レートが上抜けするとしばらくはトラップを仕掛けているレンジに戻ってこないので(特にめがねこのように利益幅を広くとっていればその傾向は強い)設定を入れっぱなしにしても意味がないということです。
それでも、メキシコペソ円や南アフリカランド円のように、投入資金に対してスワップがかなり高額な高金利通貨であれば設定を入れっぱなしにします。
人民元円についてはスワップが高めなので迷いましたが、わたしにはレートが低いところから手動リピートをはじめると利益をバク上げできる先リピという武器もあります。
先リピは運用資金を抑えることもできるので、人民元円については先リピの効果の方が高いと判断し、運用を一旦やめることにしました。
レートが下がって第二期の運用ができるようになるまでは、この資金を有効に活用したいと思います。