ハローめがねこです
2022年は春からこの6月にかけて強烈な円安が襲っています。
また、わたしが行っているオージーキウイもレートが高止まりし苦しい状況が続いています。
さらには、円安に先行してかつて大人気だったTQQQも暴落したりと、リピート系売買を行っているトラクラにとっては進退を真剣に考えなければならないほど厳しい相場になっています。
そんな中、わたし自身もたった2週間で実現損益(すべてを清算した時の本当の利益額)が半分になってしまいました。
それでも、まだわたしは成績がマシな方だと思います。
なぜならこの状況でも実現損益ベースでの年6.96%の利回りを確保し、確定利益だけならギリギリ年20%の利回りを確保できているからです。
今週のブログを読んでくれればわかると思いますが、これは-28万円の損切り決済を踏まえてなおこの数字なのです。
ですが、わたしのブログを参考にしてくれている人の中でも成績は大きくわかれています。
相当成績の悪い方もいれば、中には逆にわたしより成績がはるかによい方もいるのです。
これはひとえに「どのブログをどのように参考にしたか」の違いに他なりません。
今回はどのように投資ブログに付き合っていけばいいかについて書いていこうと思います。
よいブログを探すことがなによりも大事
なにはともあれ、ブログを参考にするならよいブログを探すことが先決です。
投資、とくにリピート系の投資でのよいブログというのは3つの特徴があります。
- 運用成績がしっかり記載されているもの
- 戦略がわかりやすく書かれているもの
- 戦略の根拠が理論整然と書かれているもの
もしかして、お気づきになった方もいるかもしれませんが実は投資実績の良し悪しは最重要ではありません。
なぜなら、投資実績はそのブログと全く同じ資金で、全く同じ時からはじめて、全く同じように運用しないと、結果が大きく変わってしまうからです。
ハッキリ言って、悪い成績があまりにも長く続けば、かつて勢いがあったブログの更新もストップします。
だから続いている投資ブログはそれなりに成績が出ていることは間違いありません。
だからブログで発表されている投資の実績は、実はみんなが思っているよりは重要ではないのです。
これは多くの人がカン違いするポイントなので気をつけてください。
それよりも戦略や、その根拠がわかりやすく理論整然と書かれているほうが大事です。
わかりやすいことによって、あなたがしっかり理解でき、根拠を持って投資を行うことができるからです。
でも、わかりやすいというのは「わかった気にさせる」という意味ではありません。
例えば、トラリピのことをFXではないとか、不動産投資のようなものだという人がいます。
これは例えを使ってわかりやすくしているように見えますが、実はかえって混乱させているだけです。
トラリピはまぎれもなくFXです。
不動産という実体の濃い資産を持つことと、お金にレバレッジをかけて大きく動かすトラリピは砂糖と塩くらい違います。
このように理論整然としてわかりやすいものと、簡単な言葉でぼやっと説明して「わかった気にさせる」というのは似て非なるものなので注意しましょう。
理論整然としていることの功績
わたし自身のブログで振り返ってみましょう。
わたしはFX投資において3つの大きな柱で運用を行っています。
- すくみ3通貨ペアのトラリピ
- クロス円の手動リピート
- 裁量トレードなどの実験的なFX取引
この中でもっともおすすめしているのがすくみ3通貨ペアのトラリピです。
めがねこFRやSBIFXめがねこの名前でおすすめしており、触れる回数も多く、関連するブログ記事も多く書いています。
そしてクロス円の手動リピートが従来から行っていたもの
最後の、裁量トレードなどの実験的FX取引は時折トラリピ裁量トレードなどのブログ記事も書きますが、ピンポイントの設定まで落とし込んだり、その具体的なポジション数すら発表していないものです。
それでは、コロナ後で最悪の6月11日現在のそれぞれの資金と含み損を見ていきましょう。
- すくみ3通貨ペアのトラリピ
【資金】426万円【含み損】-55万円 - クロス円の手動リピート
【資金】265万円【含み損】-37万円 - 裁量トレードなどの実験的なFX取引
【資金】70万円【含み損】-99万円
おすすめしている順に含み損の割合が少ないのがわかりますか?
すくみ3通貨ペアのトラリピは含み損の額は多いですが-55万円を426万円で割ると資金比の含み損は12.9%です。
これに対してクロス円の含み損は-37万円、資金は265万円なので資金比の含み損は13.9%となっています。
裁量トレードはトラリピ風裁量トレードが破綻してしまい、単独なら確実にロスカットされている状況にまでなっています。
つまり最もおすすめしているすくみ3通貨ペアのトラリピのみを行っている方はこの状況においても含み損が少なめなはずだし、時価総額も今現在プラスの可能性が高いというわけです。
理論からわかるユーロ円の売りトラリピ
最近では恐ろしい円安でクロス円は大きく上昇してしまっています。
そのためユーロ円を損切りする方もみられますが、ユーロ円の売りトラリピをおすすめしているわたしは耐えられないほどの含み損はこうむっていません。
これは元から円安になることも充分に考えて設定を組んでいたからです。
ユーロ円売りの手動リピートは架空の資金150万円で計算して運用していますが、実際の資金は265万円です。
これはユーロ円の売りトラリピは、他のクロス円の買いトラリピの資金を流用することになっているからです。
さらには今はクロス円の買いトラリピはレンジがあがりすぎてしまったために一切使われていないからです。
つまり、この円安局面においては資金265万円でユーロ円売りを運用しているのと同じことになるので、いまのところはまだ含み損に怯える必要はないのです。
このユーロ円と他のクロス円買いトラリピの割合は当初からしっかりとブログに書いてあります。
もちろん、このユーロ円の売りトラリピの成績は芳しくなく単体で見れば赤字です。
これはまぎれもない事実なのでそのことを隠すつもりは一切ありません。
ただクロス円トラリピという総合的な括りでみればまだまだ大きくプラスだし、しっかりしたコンセプトで運用していれば、この状況でも問題はないのです。
考え方や理論がしっかりわかるブログを参考にしましょう
ブログを実績だけで判断する人がいます。
でもブログは実績よりその理論や考え方がしっかりわかるものが大事です。
多大な資金で、半ば強引に資金力任せで実績を作るブログもあれば、現在は赤字でもとても参考になるブログもあります。
理論整然としたブログは実際にとても参考になります。
わたし自身のブログで言えば、理論的に最もよいと考えているすくみ3通貨ペアトラリピが実際に最も成績が安定しています。
他の方のブログを見ていると後出しじゃんけんをしているような方をたまにみかけます。
TQQQの利益がよければ「やっぱTQQQだ」といい、トラリピがよければ「やっぱりトラリピが1番」といい、仮想通貨がよければ「仮想通貨をやりなさい」というような方です。
もちろん、成績がよければアピールしたくなるし、わたしだって成績がよい時にはアピールします。
ただいろいろな投資を並行して行っている中でどれを優先しているのか、その人の考え方が見えないものはキケンです
もちろん分散という意味合いであえて「均等に考えている」というのも立派な考え方です。
注意すべきなのはそういう考え方を一切表現せず、後追いで対処するようなブログです。
そういうブログは一貫した考えをもっていないので、仮に成功していても最も重要な考え方のエッセンスを参考にすることができません。
読者はただその人が考え出した設定を猿まねして依存するしかなくなってしまうのです。
そして今日(こんにち)のように厳しい状況になったらどこまでもその人に依存するか、パニックになるかしかなくなってしまうのです。
よいブログというのはあなたの投資レベルをあげてくれるブログです
そのようなブログをたくさん見つけることができ、マネではなくて参考にして自分自身の糧にできれば、あなたの投資ライフは順風満帆なものとなるでしょう。