【実例アリ】トラリピだってFXトレード適切なレンジ想定が成績を左右する

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トラリピは、値動きを想定しない取引と言われています。

これは明日レートが上がるか下がるかの短期的なレートを想定しないという意味です。

同じくトラリピはレンジ相場の通貨ペアで行うべきという常識もあります。

これだって、為替変動制が採用されてから50年を超える通貨ペア相場の歴史の中でレンジ相場になっている通貨ペアはほとんどありません。


つまり、何かしらの妥協がありこのレンジを想定していることになります。

今回はそのレンジ想定によってトラリピの利益が大きくかわるというお話をしていきます。

メキシコペソ円ブームに浮足立ち想定レンジを見誤った

いまでは影も薄いですが、2019年後半から2020年のコロナショックまで、FX業界では大きなメキシコペソ円ブームがありました。

その前までは、メキシコペソ円を取り扱っている口座も少なかったのですが、2018年から徐々に取り扱う口座も増加

そして2019年にはとうとうリピート系自動売買でもメキシコペソ円の取り扱いが開始されました。


当時はメキシコペソ円がもっとも話題性のある通貨ペアで、トラリピで運用する人もそれなりに居ました。

有名ブログでさえレンジの下限は史上最安値(当時)の4.8円と見積もっていて、もちろんわたしもそのレートで見積もっていました。


でも、わたしが本当にやらかしてしまったのはコロナショック直前の2020年1月頃です。

あまりにもレートが上がるので浮足立ってしまい、高値である5.7円以上でもどんどんポジションを増やしてしまいました。


その結果はどうなったかというと・・・・・

コロナショックでは含み損が100万円を超えロスカットのキケンにおびえる毎日を過ごしました。

トラリピ採用1年が経とうとするオージーキウイの想定レンジはどう?

レンジ想定がうまくいっている例もあります。

その代表がめがねこの代名詞でもある豪ドル/ドル(オージーキウイ)です。

わたしはオージーキウイのレンジ分析においてリスクが高いと言われているナローレンジというレンジのみで2年弱も運用を続けています。

この結果、他の通貨ペアを圧倒的に凌駕する利回り年30%超えという好成績をずっと出し続けているのです。


まだ2年も経っていませんが、いまのところはわたしの想定レンジから外れたことはありません(※注)

今後もこのナローレンジでレートが推移すれば、レンジ想定の違いで利益が倍以上も違ってくることになるのです。

※注:一時レンジの下限である1.0000を下回ったことがあります。ただし、倍の広さのワイドレンジでも下限は1.0000なのでむしろわたしが行っているナローレンジの優位性があがる出来事だと考えています。

経験を糧に南アフリカランド円の想定レンジは万全

失敗例と成功例と1つずつ挙げましたが、ここで経験値が成功に導きそうな例をみてみましょう。

それが、2021年5月から再始動した南アフリカランドです。


この南アフリカランド円の第一回目の手動リピートでは運用中の最高レートである8.2円以上でもポジションを保有する設定にしていました。

幸い運用をやめた時は利益を出して終わることができましたが、かなりの評価損を計上したのです。

この反省を活かして、第二回目には手動リピートのレンジを考え抜いて運用を行っています。

二回目の運用を開始してからレートが8.15円まであがったこともありましたが、以前の経験を活かしてポジションを持たず静観することができました。


きっと新しい運用は大きな成功を収めてくれることでしょう。

トラリピはFXトレードだという当たり前の事実

トラリピは非常に特殊なFXトレードだと思っている人もいますが、それは違います。

トラリピだって普通のFXトレードです。

だから長期のレンジをより正確に想定できたほうが圧倒的に利益が増えます。

単に想定レンジが広ければ安全というわけではありませんし、20~30年という長期チャートではレンジ相場になっている通貨ペアだってほぼ存在しないのです。


結局はトラリピだって自分でチャート分析をしてレンジを想定できないと利益は出せません。

そして、そのレンジ想定のスキルがトラリピの利益を左右するのです。

たしかに、著名なブログの情報を参考にすればそれなりの利益が出せます。

でも、そのブロガーさんがどんな分析をしてトラリピのレンジや設定を考案したかは注視する必要があります。

その分析をあなた自身で判断できるようになれば、トラリピで大きな利益を得る第一歩となるのです。

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