手動トラリピの運用は面倒なのか?検証してみた

めがねこ
めがねこ

手動トラリピやってる人まだまだ少ないねぇ

でも、手動トラリピなら30秒の作業で時給換算2,000円以上もお得ですよ!と聞いたら気になりませんか?



これ試算上、事実なんです


確かに元祖トラリピやループイフダンなどの自動売買が便利なのは間違いありませんが、コスト面で手動トラリピの方がお得であることも間違いありません。


私は元祖トラリピなどの自動売買は高額投資者用だと思っているのです。


最低でも200万くらいの投資額で1つの設定だけとか、投資額1000万円とか、そんな人に自動売買は向いていると思います。


今回は軽く手動トラリピと自動売買のコストに触れた後、手動トラリピが本当に面倒なのか検証していきます。

このブログを読むとわかること
  • 手動トラリピと自動売買の手間の違い
  • 収益の違い
目次

自動売買の取引1回あたりのコスト

なぜわざわざ自動売買より面倒な手動トラリピをするかというとお得だから、これにつきます。


自動売買のスプレッド(売買時の価格差)は2~7銭


手動で自分で売買すれば、0.3~2銭くらい。


単純計算すれば1回の売買で1000通貨なら17円~50円、10,000通貨なら170円~500円もの差が出てきます。


ただし、手動トラリピの場合、ポジションが決済されたら、また自分で注文を入れないといけないわけです。


それがどれほど面倒なのか? 


そこまでする利点はあるのか?というのが重要な点です。

手動トラリピは面倒くさい?



先日、ツイッターで手動トラリピのやり方を知っているか統計を取らせていただきました。 


6割以上の方が手動でトラリピは面倒くさい。


またはやり方がわからないと考えているようです。


確かにトラップ幅や利益幅などを資金と相談しながら運用プランを考える際は少し面倒です。
 

そういう方でも、このブログサイトに載っている運用プランや他のブログを参考にしたり、ループイフダンなどの自動売買の設定を参考にして運用する価値はあります。


ただ資料を参考にしても、どうしても運用プランがわからない方にとっては自動売買の方が向いています。 

逆に運用プランが設計できるようであれば、手動トラリピは想像以上に運用が楽だというのが実感です。

決済頻度の検証

手動トラリピではまずはじめにたくさんのイフダン注文(IFD注文)を入れていきます。


そして保有しているポジションが決済されたタイミングで、また新規イフダン注文を入れる流れになります。


今回はこの決済がどのくらいの頻度で起こるか検証してみました。


私はトラップ幅や決済幅の違う複数の通貨を運用していますので、トラップ幅が変化したら、どれほど決済頻度が変わるのかみてみましょう。

ユーロ円

【検証期間約3ヶ月】
トラップ値幅:0.5円
決済値幅:0.5円
決済回数:40
最短決済間隔:18分26秒
最長決済間隔:10日16時間
一日の最高決済回数:3回

はじめはトラップ値幅が広いユーロ円です。 


0.5円ごとに売でポジションを1000通貨持ち、0.5円下がったら約定しています。 


最短決算回数は18分ほど、最長はなんと10日以上も決済されませんでした。 


最短の18分は短めの時間ですが、大抵は午後9時~11時に決済が連続することが多いです。


これは、この時間が1日のうちで取引が活発な時間帯であることと、この時間に主要な経済指標が発表されるので、この時間帯に値動きが起こりやすいことが関係しています。


逆に言えば、その時間帯以外は決済することは少ないです。 


約3ヶ月で40回の決済なので、平均2~3日に1回決済約定をして、そのタイミングで再度手動で注文を入れる必要があるということになります。

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カナダドル円

【検証期間約3ヶ月】
トラップ値幅:0.25円
決済値幅:0.5円
決済回数:47
最短決済間隔:3分43秒
最長決済間隔:7日8時間
一日の最高決済回数:5回

続いてトラップ値幅を0.25円で買に設定しているカナダドル円です。


0.25円に設定しているだけあって、最短決済間隔は3分43秒でした。 


最長は7日以上と結構値幅を狭めても決済しない時はなかなかしませんね。


こちらの最短決済間隔も夜のピーク時に記録したものです。 


つまり夜の9時~11時にスマホにアクセスできればあまり取引に支障がないことになりますね。


約3ヶ月で47回の決済なので、こちらは2日に1回程決済約定していました。


0.25円のトラップ幅でも2日に1回の決済ですね。 大抵の人には対応できる頻度ですね。

南アフリカランド円

【検証期間約3ヶ月】
トラップ値幅:0.05円
決済値幅:0.07円
決済回数:39
最短決済間隔:3分53秒
最長決済間隔:11日
一日の最高決済回数:4回

さて、今度は価格の安いランド円の検証です。
 

ランド円の相場は大体7円なので、他の主要通貨ペアの1/10くらいです。


このためトラップ幅も1/10の0.05円にしています。 


決済幅を0.07円にしているのは、ランド円は安い通貨ペアの割にはレートがよく動くためです。


最短決済間隔は3分53秒でした。 


他の通貨ペアにも言えますがレートが動くときは動きます。 


今回の最短決済間隔は夜のピーク時に記録したものですが、ランド円は南アフリカの指標がもう少し早く発表される関係で午後6時~9時にもレートが大きく動く場合もあります。


どちらにしろ、ランド円も2~3日の1度くらいの決済頻度なので、いつもスマホを凝視している必要など全くありません。 


日中は仕事などをしていても休憩時間にスマホを確認できれば充分ですね。

メキシコペソ円

【検証期間約2ヶ月】
トラップ値幅:0.02円または0.03円(平均0.025円)
決済値幅:0.06円
決済回数:27
最短決済間隔:24分
最長決済間隔:16日16時間
一日の最高決済回数:5回

ランド円と同じく価格が安いメキシコペソ円ですが、こちらはランド円の半値くらいのトラップ値幅で運用しています(決済値幅は最適と考えられる0.06円を採用)


しかしランド円と違って、緩やかにレートが動くことが多いので最短決済間隔は24分です。 


ちなみにこちらも夜のピーク時に記録したものです。


最長決済間隔はトラップ値幅がたった0.02~0.03円にも関わらず16日16時間も間隔がありました。


ペソの検証期間は2ヶ月だったので、2日に1回程度の決済頻度でした。 そこまで頻繁ではありませんね。

AUDNZD(豪ドル/NZドル)

最近はじめたばかりの豪ドル/NZドルは、検証できる期間が短いのですが参考までにデータを出してみます。

【検証期間約10日間】
トラップ値幅:20PIPS(0.2円相当)
決済値幅: 20PIPS(0.2円相当)
決済回数:17
最短決済間隔:3分33秒
最長決済間隔:1日23時間
一日の最高決済回数:6回

豪ドル/NZドル は他の通過ペアと違い両方でトラップを仕掛けています。 


最短決済間隔は他通過ペアとあまり変わりませんが、決済回数がたった10日で17回とすさまじい頻度で決済していきます。


また、オーストラリアもニュージーランドも日本とあまり時差がないので、この通貨ペアに限っては日中に決済したりレートが大きく上下することも多いです。


1日平均1回以上も決済するので、利益が出て嬉しいのですが、その都度注文を入れることを考えると、手動で行うのは頻繁にスマホにアクセスできる方でないと難しいかもしれません。

総合決済頻度と決済差額

ユーロ円 0.5円、カナダドル円 0.25円、南アフリカランド 0.05円、メキシコペソ円 0.02~3円と参考までに豪ドルNZドル 20PIPS両建の決済状況を発表しました。

それでは検証していきましょう。

総合決済頻度

今度は参考情報のAUDNZD(豪ドル/NZドル)を除いた全ての通貨ペアをいっぺんに運用すると、決済頻度はどのくらいになるか調べてみましょう。

一ヶ月での決済頻度を出すにあたりメキシコペソだけは検証期間が2ヶ月なので、すべての通貨ペアを一ヶ月の頻度に換算してから、足していくことにします。

ユーロ円

40回÷3ヶ月=月13.33回

カナダドル円

47回 ÷3ヶ月=月15.66回

南アフリカランド円

39 ÷3ヶ月=月13回

メキシコペソ円

27 ÷2ヶ月=月13.5回  

すべて足すと月55.5回

つまり一日で2回弱という結果になりました。 

もしこれをすべて手動で行うと仮定してみましょう。

手動で運用するとなると普段なかなかスマホにアクセスできない人には、すこしハードルが高いかもしれませんね。

逆にスマホへのアクセスが容易なら、慣れれば全く問題なさそうな頻度だと感じます。


また、もしユーロ円だけを運用するなら、0.5円のトラップ値幅で2~3日1回しか決済がありません。

こうなると逆に自動売買をする意味があるのか?と思う頻度です。

総合決済差額

はじめの方で、 30秒の作業で時給換算で2,000円ほどの差額とお伝えしましたね。


これは、取引1回のスプレッド差額が手動と自動売買では1000通貨で17円~50円というところから来ています。


それでは、この真ん中をとって30円と仮定して、手動と自動でどれくらい金額の差が出るか調べてみましょう。


調べる前に、取引の際はぴったりこの差額になるわけではない点にはご注意ください。 


実際は自動売買の方はスプレッドが大きい理由で、決済が成立しない可能性があがるので、計算以上の差が出る場合もありますし、計算以下の場合もあります。


さて、差額30円で月約55回決済があったとすると月の差額は1,650円になりますね。 


この金額の受取り方はさまざまだと思います。 


たった1,650円なら自動売買でいいや!と思う方もいらっしゃるでしょうし、注文は慣れれば1回30秒程度で出来るので月30分以下の作業で1,650円なら手動の方がいいと思う人もいるでしょう。


あと、これは1000通貨と仮定して試算した結果です。 


ランド円やメキシコペソ円は1万通貨で運用しているので実際の差額は3000円くらいにはなるでしょう。

AUDNZD(豪ドル/NZドル)の決済差額は?

ここであえて決済頻度の多いAUDNZD(豪ドル/NZドル)の手動と自動売買の差額も調べてみます。 検証期間が約10日と短いので参考程度にしておいてください。

AUDNZD(豪ドル/NZドル) の1回の取引額
5000通貨

AUDNZD(豪ドル/NZドル) のひと月の決済頻度
約50回

スプレッド手動(みんなのFX)
1.9PIPS

スプレッド自動(ループイフダン)
6PIPS

取引1回の差額:130円

ひと月の差額:6,500円

なんともすさまじい差額になってしまいました。 

手間はかかりますがそれに見合うリターンはありそうですね。

ほとんどの人にとっては手動トラリピで充分

自動売買がいいか手動トラリピが良いかはその人のライフスタイルやトラップ幅などによります。


ただ手動トラリピで売買を行えば、自動売買と比べるとそれなりの差額がでます。


そして手動トラリピはほとんどの人の投資額やライフスタイルと照らし合わせると充分対応できるように思えます。


初心者ほど自動売買を行っていると思いますが、トラリピの仕組みがわかってきたら手動トラリピに移行したほうが最終的には利益が増えます。


どちらにしろ、手動トラリピも運用の候補にいれて、メリット、デメリットを考えてから適切な判断をすればより利益をあげるFX投資ができることでしょう。

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